2018年GWは春の陣第２陣、 またしても山陰に４月２９日から５月２日まで伯耆を中心に出雲と因幡も。 今回は世界一危険な国宝、三徳山三佛寺の投入堂登頂を目指す。 前日の皆生温泉では地酒と温泉を堪能し、明けて3日目の最初は鹿野城跡'''へ。 因幡は鳥取県鳥取…… more 市鹿野町鹿野にあった平山城、別名・王舎城、志加奴城、鹿奴城。 城の創建年代は不明だが、因幡の国人領主・志加奴氏(鹿野氏)が居住していたと伝わる。 その鹿野氏は1544年(天文13年)、尼子晴久によって攻撃され、 城主の鹿野入道以下300余名が討ち死にした。 羽柴秀吉による第1次鳥取城攻撃の際に織田方の城となり、 尼子家の旧臣・亀井茲矩が城将となった。 茲矩は本能寺の変後に秀吉に仕えるが、 関ヶ原の戦いでは東軍に属して加増され、3万8,000石の領主として近世大名となった。 この過程で、鹿野城は近世城郭へと改築された。 1617年(元和3年)、茲矩の嫡子・政矩の代に津和野藩へ転封され、 池田光政の鳥取入府に伴い、鳥取の支藩となる。 鹿野城周辺図。地形と位置が分かりそうな縮尺にすると中央下に。 やはり亀井茲矩、朝鮮出兵時の話。(11:26) 鹿野苑。 鹿野城堀。亀井期に築かれた水濠。 二の丸を囲う水濠と石垣・土塁。 二の丸跡。ちなみに鹿野中学校がある 本丸・二の丸間の水濠。(11:32) この上が本丸跡。現在は中学校のグランド。 本丸からの東の堀。 後ろに控える城山に詰の丸、戦国期の本丸。 ここを登ると石垣があるらしいが、今回は後の予定を鑑みパス。。 鹿野城縄張。 城由来。 城山神社の鳥居、ここからも登れる。 城下町絵図。(11:42) ということで、大手方面の虎口石垣から天球丸へ。 城山は標高148mの山頂、麓に本丸、二の丸・三の丸と階段状に配置、西の丸も存在。 行けなかったが天守台が残り、二層程度の天守が存在していたと推測される。 また、二の丸には朝鮮櫓・オランダ櫓の呼称をもつ櫓があったも伝わっている。 この時点で12時前、今回のメイン投入堂の後は三朝温泉に直行を考えていたので、若干の余裕、 ちょっと離れているが攻略には時間がかからないとみられる『丸山城跡(河原城)』に寄ってから。 城・宮殿に関する他のブログがあります(こちらをポチっとお願いします close

340.鹿野城跡　～　鳥取攻略後、亀井茲矩の居城で整備