三河　知立城 （愛知県知立市西町西）　＜市指定史跡＞＜２０２２・夏休みのんびりまったり城めぐり④＞訪問日：２０２２年８月１３日　投稿日：２０２２年８月１９日「夏休み」といえば・・。子供の頃（小学生低学年かな）の思い出が強く印象に残っています。近くの山へ町内のお友達や弟クンとハンテ…… more ィングに出掛けるのです。お目当てはカッコいいカブトムシとクワガタムシです！麦わら帽子と右手に捕虫網、胸には虫籠をたすき掛け＆懐中電灯とピンセット。秘密のポイントを巡回し、彼らとの出会いが何よりの楽しみでした。「御神木」と呼んでいたクヌギの木には必ずお目当てがいたものです。大人になるにつれ巡回するのが城跡になっていくとは想像もしておりませんでした・・。今回の夏休み城めぐりは愛知県の知立市に降り立ちました。遺構のない城跡が多いのですが立派な城址石碑が据えられている「聖地」ばかりです。その上、旧東海道や鎌倉街道といった街道筋を巡るため史跡も多いのが嬉しいです。ということで今回のギアは自転車（折りたたみ）をチョイス、のんびりまったり行ってきました。知立市には５つの城跡が伝承されています（順番に記事でアップしていきたいと思います）。車では駐車場に不安がありますので自転車で効率よく回っていくといいと思います。道中にはいろいろな文化財との出会いもあって楽しめます。まずは知立城からスタートです。起点は知立神社の参拝から出発いたします。現在、西町児童遊園となっている知立城。知立神社から南へ３００ｍ程の高台へ向かいます。城跡へのルートらしく鍵手状の道になっていて、城跡の雰囲気が残っています。おおきな大木がシンボルとなっています。知立古城址石碑。注目はなかなか珍しい円柱状の石碑です。円錐状石碑となると自分の知っている限りでは摂津の☞花隈城ぐらいでしょうか。・・いいですね、自称石碑フェチな自分としてはたまらないものがありまして。両手で抱きかかえ円周を測ることもできそうです（してませんが）。絵図には「岡崎城」や「刈谷城」の位置も描かれていて確認してみるのも面白いです。天正年間（1573～1592）に刈谷城主の水野忠重によって城跡に御殿が建てられました。1630年頃まで将軍上洛用の休憩地御殿とされていました。1699年の大地震で倒壊した後は再建されなかったようです。かつての井戸址でしょうか。御殿の傍らに残されています。見上げるほどの大木にかつての城跡・御殿跡の面影を感じます。知立城は知立神社の神官・永見氏が居た館とされます。永見氏は西三河の豪族でもあり、知立城主を兼ねていました。永見氏は後に松平清康に仕え、活躍します。尚、通説では、桶狭間の戦いの前日に沓掛城を宿所とした今川義元でしたが、その前日はここ知立城に至っていたとされています。桶狭間の戦いの直後、織田信長の攻撃で知立城は落城しました。城跡には遺構は残っていませんが、これだけ広い空間はまるで曲輪のよう。周囲より高台にあることも感じられ、「城址に立っている感」を味わえました。まさにイリュージョン・・、チリュージョン・・、チリュージョウ・・（・・く、苦しいか！）ただそれが言いたかっただけ・・（冷汗 ）。さて、知立城まで来たら一緒に訪ねたい近くの戦国史跡もあります。こんな時に自転車って機動力抜群、本当に便利です。ざっと回ってきました。神路山　総持寺　(愛知県知立市西町新川) close

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