青春１８きっぷの季節です。季節です、と書きましたが、あいにくと世は第７波のまっ最中。とりあえず切符を買ってはみたものの、遠出はできなそうです。比較的近場で、ちょうど切符１日分のモトがとれるくらいの距離のまち・・・、と考えたところ、去年も真夏におとずれた、桐生のことが思いうかびまし…… more た。去年は上毛電鉄には乗ったものの、わたらせ渓谷鉄道には乗りませんでしたし、膳城跡は遺構のよく残っている部分を見ず、公園部分だけを見て帰ってくるなど、心のこりがありました。そこで、わたらせ渓谷鉄道に乗って鉄印を押し、周辺のいくつかの城を見る、１泊２日の小旅行を企画しました。去年の旅の相棒、ゴルド君をさそってもよかったんですが、第７波のさなかに複数人数で旅をするのははばかられるので、一人で行ってくることにしました。まずは１日目の早朝、地元から常磐線に乗りこみ、いったん北をめざしました。友部駅に到着。ここから、水戸線に乗りかえます。車窓の風景です。桐生駅から徒歩７～８分、上毛電気鉄道の西桐生駅に着きます。なんだかなつかしい気分。カラフルな車両がとまっています。「はしる水族館電車」だそうです。まずは去年とおなじ、膳駅へむかいます。車内は魚や水生生物であふれ、「はしる水族館」の名のとおりの内装ですね。やがて膳駅へ到着。膳駅を列車が去っていきます。ここから徒歩十分弱の、膳城跡をめざします。去年は膳城跡の一部とはいえ、主要部ではない公園に出てしまい、ちゃちな天守閣風のすべり台（笑）だけ見て帰ったものでした。去年は駅からまっすぐ北へ行ったのですが、今回はいちど東へ曲がってから北へむかいます。膳城跡入口の看板があります。本格的な城跡らしい、切岸が見えてきました。おお！　去年とはぜんぜんちがう。膳城址の石碑があります。本丸はとくに何もない感じですが・・・。本丸と二の丸のあいだの空堀が深い！去年のリベンジができ、満足しました。このあと、女渕城へ向かいます。 close

桐生・鉄印と城跡めぐり２日旅（１）ー膳城ふたたび