名古屋城とその周りをじっくり歩こうの詳細

名古屋城とその周りをじっくり歩こう
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記事タイトル 名古屋城とその周りをじっくり歩こう
概要

名古屋市中心部を歩いてきたので軽くまとめます。今回は久屋大通公園、中部電力MIRAITOWER、オアシス21を経由して最後に名古屋城を訪ねます。ちなみに名古屋市内はわりと何度も歩いています。下記にリンクを並べておきます。※2012年に名古屋城周辺を歩いた時の情報量の少ない記事はこ…… more ちら ※名古屋市・熱田神宮周辺を歩いた時の記事はこちら ※名古屋市・大須を歩いた時の記事はこちら ※名古屋市・覚王山を歩いた時の記事はこちら ※名古屋市・白壁地区の記事はこちら ※名古屋市・名古屋港の記事はこちら ※名古屋市・有松の記事はこちら 矢場町駅から出て久屋大通公園を歩いていきます。ちなみに久屋大通公園は、久田大通りの中央分離帯にある平均幅78メートル、長さ1381メートルに達する長ーい公園です。都会のど真ん中にこんなに長いオアシスがあるのいいですね。久屋大通公園を歩いていると基本的にずっと中部電力MIRAITOWERが見えます。公園ではドイツビールフェアというイベントをやっていて大量の出店が出ていましたが私はお酒を飲めない側の人間なのでスルーします。巨大な噴水。いろいろなオブジェがありますね。中央分離帯にある長ーい公園なので時々車道をまたぎます。タワーが近づいてきた。●オアシス21公式HP:https://www.sakaepark.co.jp/名古屋市東区東桜1-11-1。商業・公共複合施設。水の宇宙船と呼ばれる独特な建造物がランドマーク。水の宇宙船。下の広場で何かしらの催しをやっていました。写真だと分かりづらいですが水の宇宙船はガラスばりになっていて水が満たされています。水の宇宙船は上にのぼれます。天気がよければきれいなやつですね。水の宇宙船からながめる愛知県美術館。ちょっと興味ありますがここに入ると時間を使い果たしてしまうのでスルーします。●中部電力MIRAITOWER公式HP:http://www.nagoya-tv-tower.co.jp/名古屋市中区錦3-6-15、10:00~21:00開館(土曜日のみ21:40まで)、無休、入館料900円。1954年に名古屋テレビ塔として開業した日本最古の集約電波塔で、東洋一の高さの高層建築物でした(180メートル)。2005年に登録有形文化財に指定され、2021年にネーミングライツにより中部電力MIRAITOWERへ改名。東京タワー(1958年開業)より古く、通天閣(103メートル)より高いのに今一つ目立たないのが名古屋らしいですね。こうして見るとそこまで幅ないですね。無骨な塔の裏側。橋だ。都会のど真ん中にでっかい橋がある。橋からのながめ。どんどん歩いていきましょう。公園のマップ。こうして見るとめちゃくちゃ長いですね。カフェが点在しているので休憩にも困らなそう。とても長い公園なので歩いていくとどんどん景色が変わっていきます。公園のはしっこまできたので名古屋城方面に歩いていきましょう。●愛知県庁大津橋分室公式HP:https://www.pref.aichi.jp/kenmin-soumu/chosakai/index.html名古屋市中区丸の内3-4-13、10:00~16:00開館、月・火曜日休み、無料。1933年に愛知信用組合連合会の建物として建てられ、戦後は農林会館として使用されたあと、1957年に愛知県に寄贈され、愛知県史編纂室として使われてきました。2015年には1階に愛知・名古屋 戦争に関する資料館、2階にはあいちトリエンナーレや現代アートを発信するアートラボあいち大津橋がオープンしました。かわいい見た目。戦争や物議をかもした「あいちトリエンナーレ」をあつかうところから「思想がアレな施設なのかな?」と思われるかもしれませんが、持ち主は愛知県だし、あくまで戦争の記録やアートを支えているだけの施設なので安心して入りましょう(あたり前だけど、戦争やアートをあつかうこと自体に罪はないのよ)。古ビルの内部好き。1階の資料館。小さいけど戦時中のものが大量に展示されていてガチの内容。かわいい窓。現代のビルにはない温かみのある内装。2階は展示館外で立入禁止だったのでこの辺りが立ち入れる限界でした。●名鉄瀬戸線大津町駅跡名古屋市中区三の丸2-7。元は瀬戸電気鉄道の娯楽園駅として開業し、1926年に名古屋鉄道瀬戸線の大津町駅として仮設置されたあと1930年に正式開業したものの1976年に廃駅となりました。当時の駅舎への階段が残ります。都会のど真ん中とは思えない写真。●名古屋市役所名古屋市中区三の丸3-1-1。1933年竣工。国指定重要文化財。すごいかっこいい。少し調べたところ中身もいい感じなので見学したいですね。どっちかというと悪役側がいそうな建物。中を見てみたいけど、突入したら東海地方の夕方のニュースに登場してしまうのでひかえます。●愛知県庁名古屋市中区三の丸3-1-2。1938年竣工。国指定重要文化財で、名古屋市役所との調和を意識して建てられました。当時はやったオフィスビルに重厚な城郭風の屋根を載せたデザインが印象的。こっちも本当にかっこいい。この権力と威圧感を感じる外観最高ですね。5名以上のグループできちんと申しこめば見学可能だそうです。仰々しくていいながめ。ここはあえて晴天よりも今みたいな曇天の方が似合うかも。せっかくなので名古屋城も見ていきましょう。●名古屋城公式HP:https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/名古屋市中区本丸1-1、9:00~16:30開館、年末年始休み、見学料500円。1612年に徳川家康により築城。清州城から多くの住民や寺社が移転し城下町となりました。歴代の尾張徳川家が主に城主を務めます。1945年に空襲により焼失し1959年に復元。2016年に耐震性の問題で入場禁止となります。相変わらず立派な堀。城外のお堀沿いにある金シャチ横丁。義直ゾーンと宗春ゾーンに分かれており、名古屋料理をあつかう店や土産屋があります。徳川忠兵衛のかしわ天丼(1,430円)。名古屋城のふもとで徳川家康の好物を食べられるのちょっと面白いですね。金シャチ横丁。ひつまぶしや天ぷらなど高価格帯のものが多く、都会の真ん中にある観光地なので安くすませたいなら別のところで食べましょう。西南隅櫓。1612年ごろに建てられ未申櫓と呼ばれました。石落としと銃撃用の穴があり、豪華な名古屋城の見た目に反して戦闘にも対応しています。1612年ってよく考えたら大坂の陣の直前だし、まだまだ徳川家康にとっては安心できる時代ではないですね。本丸表二之門。数少ない創建当時の建物。本丸御殿。初代藩主・徳川義直の住居兼尾張藩政庁。1620年に役割が二の丸御殿に移ったため、ここは将軍が上洛の際に宿泊する御成御殿となります。1945年の空襲で焼失し2018年に復元。江戸時代の図面や残された写真を元にガチの復元をしているため、フラッシュ撮影が禁止だったり、荷物をロッカーに預けるか体の前に抱えて持つよう指示されるなど、美術館のようなあつかいになっています。すごい(小学生並みの感想)。できたばかりなので木の香りがします。建てられた当時はこんなだったんですね。ここは武者隠し?外を見たらガチの豪雨になってた。部屋だけではなくて廊下も黄金。床がコンクリートではなく板張りで土足用のシートが貼られていたりと、見学の利便性を落としてでもガチの再現をしてやろうという気合を感じます。見あげても芸が細かい。すごすぎてよく分かんないことになってる欄間。きれいで豪華絢爛すぎるので現実なのにファンタジーっぽい。ここも武者隠しあるな。ミテルゾ。部屋ごとに絵が異なっていて風景が移り変わっていくのいいですね。鉄筋コンクリートの資料館と化した名古屋城よりこっちの方がずっと面白いですね。かつてはちょっとがっかり観光地感のある名古屋城でしたが、これは素直によかったです。こういうところの再現に惜しみなく金をぶっこむの名古屋らしくて素敵です。耐震性がアレなので入れなくなった名古屋城。名古屋城本体が入れなくても本丸御殿が増えていて総合的な魅力はアップしているので問題ないと思います。見た目だけは本当にかっこいい。不明門。本丸北側と御深井丸エリアをつないでいます。開かずの御門と呼ばれ施錠されていましたが現代では通行可能。保管されている石垣の石たち。ガチの豪雨で浸水が始まる堀。北側の堀。乃木倉庫。乃木希典が名古屋鎮台にいた時に建てられたため誰ともなく「乃木倉庫」と呼ぶようになりました。元は旧陸軍の弾薬庫でしたが、空襲の際本丸御殿の障壁画や天井絵の大半を外してここに収納していました。本丸御殿は焼失しましたが障壁画や天井絵などは残って重要文化財となり、この倉庫自体も登録有形文化財になりました。名古屋城敷地のすみにひっそりと建っており目立ちませんが何気に大きな成果をあげている建物。この水道、噴水っぽくないですか?何でこんなデザインなんだろう。知らなかったのですが、名古屋城の堀には2匹鹿がいます。江戸時代にはたくさんいたそうです。これは「豪雨と石垣と生い茂る草木が南米の遺跡みたいだなあ」と思って撮ったけど見返したら全然そんなことなかった写真。えげつない豪雨なのでそろそろ帰ります。今回は以上です。観光面が貧弱とされる名古屋ですがまわってみると意外と面白いですね。 close

名古屋城とその周りをじっくり歩こう
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タグ 愛知
投稿日時 2022-07-17 14:40:03

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