唐津城(佐賀県)の詳細

唐津城(佐賀県)
むぎの城さんぽ
ページの情報
記事タイトル 唐津城(佐賀県)
概要

【唐津城】からつじょう 【別名】舞鶴城 【構造】平山城 【築城者】寺沢広高 【築城年代】1602年(慶長7年) 【指定史跡】― 【場所】唐津市東城内8-1 地図 【スタンプ設置場所】唐津城天守閣1階 【御城印】唐津城天守閣1階 唐津城は、豊臣秀吉の側近であった寺沢広高が1602…… more 年(慶長7年)に 名護屋城の解体資材を使用して7年かけて築いた平山城です。 本丸には天守、二の丸には藩主の住居と藩庁があり、三ノ丸には藩士が住み 外曲輪には町人が住み、町奉行所が置かれていました。 廃藩置県によって廃城となった後は舞鶴公園となり、市民の憩いの場となっています。 地下道 市営駐車場から地下道を通って登城口へ向かいます。 地下道の中のは地下通路ギャラリーになっていて、 つい足を止めて見入ってしまいます。 登城口 このあたりはにゃんこがお出迎えしてくれます。 案内看板 東城内 左手の校舎がある場所は、かつて二の丸御殿があった場所です。 現在は早稲田佐賀中学校・高等学校になっていますが、周囲には石垣が残されています。 エレベータのりば(下) なんと、天守などの建物ではない場所にエレベータがあります。 あちこちの山城に設置してほしい(^^; 斜行エレベーター このエレベーターは外の景色が見える訳ではないのですが、 山の斜面に沿って登って行くのが扉の窓から見えて、斜めに登っていることに驚きました。 エレベータのりば(上) 100円で本丸まで楽ちんに到着! これは素晴らしい(^-^) 本丸に降り立って、まっすぐ天守に向かうつもりが 眺めが良くて吸い寄せられるように海を見に行ってしまいました。 天守 唐津城の天守は記録が残っていないため、肥前名護屋城図屏風に描かれている名護屋城をモデルに 模擬天守が造られています。 天守台はあったが、天守は造られなかったというのが通説のようです。 入口 ここから先、博物館内は撮影が禁じられているので最上階までは カメラの出番はありません。 さて、いろいろな展示物を見ながら最上階へやって来ました。 眺望 真下に見えるのが下曲輪、駐車場が花畑と城米蔵があった場所になります。 虹の松原 唐津湾の海岸沿いに緩い曲線が見えます。 「虹の松原」と呼ばれる場所で、唐津藩初代藩主の寺沢志摩守広高が 暴風と暴潮を避けるために植林したと伝わり、今では三大松原のひとつに数えられています。 猿回し この日は本丸の休憩所前で猿回しが催されていました。 ここで秀吉に会うとは!(※お猿さんの名前は秀吉ではありません) 旗竿石 この石はもともと鍋島陣跡にあった旗竿石ですが、名護屋城へ運ばれて茶室または庭園の手水鉢として 使われていたと推定されます。 その後、唐津城へ運ばれて来たという経緯があります。 天守と化粧櫓の間を抜けて二の曲輪へ。 化粧櫓下の石垣前です。 近年本丸石垣の修復を行い、江戸時代より古い石垣がみつかるなど修復だけでなく 調査も進み名護屋城解体材使用信憑性も深まって来ました。 金刀比羅神社 二の曲輪に神社があります。 よ~く見ると鳥居の上に石がいくつも載っています。 鳥居の上に石を載せると願いが叶うという謂れがあるようです。 親切なことに、この鳥居はちょっと低めに出来ています。 井戸 天守下の二の曲輪にある井戸 井戸のあたりで天守を見上げると、この迫力です! 本丸櫓門 エレベーターを使わず、徒歩で坂口門の方から登って来ると ここから本丸へ入ることになります。 天守の撮影スポットとして絶好の場所です。 藤棚 本来なら今頃が見ごろのはずでしたが、年々早くなっているようで 残念ながらすでに花は散ってしまったようです。 総締門跡 振り返ると桝形であるのがよく見えます。 坂口門跡 下を向いて歩ていると、お金が落ちていたくらいにニヤリとしたくなる穴発見! ここは坂口門があった場所なので、ここには門の柱があったと思われます。 多宝塔 唐津城築城前は松浦川と町田川の水害から守るための寺社がいくつかあり、 そのうちの海仙寺というお寺が建てた多宝塔がありました。 土台より上の部分は既に失われており、今は小石がいっぱい積まれています。 早稲田佐賀中学校・高等学校以前は、舞鶴小学校があったという石柱ですね。 そして気になるこの出っ張った半円筒状の石垣はなんだろ? 遺構なのか現代のものなのかわかりません。 いずれにしても気になる構造物だ。 地下通路 再び地下通路を通って駐車場へ戻ります。 舟入門 藩主の出入りや米蔵に入れる米などの食料などの出入りに利用されていました。 城内橋 この橋の向こう側にも町割りと、水田が造られていました。 水手門 現在駐車場となっている場所は、花畑、城米蔵、更に先に水手門がありました。 舟入門から運び込まれたお米は、こちらの城米蔵へ運び込まれていました。 夜の唐津城 夜はライトアップされるというので、夜になって再び訪れてみました。 紫色に照らされた唐津城。(藤の色を表してる) 美しくもあり、不気味にも見える色合いです。 九州入りしてまず訪れたのが唐津城でした。 次に名護屋城へ行き、ライトアップが見たいのでまた戻って来ました。 最近は土の城を巡っていたので、やはり建物があると初心に返った気がしてお城に来たぞという気がします。 海と天守(建物)は群馬では味わえない光景なのでとても新鮮な気分です。 令和4年5月1日登城 続日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ特別編集)公益財団法人 日本城郭協会学研プラス よみがえる日本の城 (21) 肥前名護屋城・佐賀城・島原城(歴史群像シリーズ)学研プラス close

唐津城(佐賀県)
サイト名 むぎの城さんぽ
タグ 続百名城
投稿日時 2022-05-18 14:20:04

「唐津城(佐賀県)」関連ページ一覧

新着記事一覧

<打込み接・布積み(関八州)> 江戸城、小田原城、佐貫城


シロスキーのお城紀行
「石・石塁・石垣シリーズ」は、昨日から、下記の分類表「①②-(4)打込み接・布積み」の石垣を導入しているお城を、再び日本の北から南にかけてご紹...
シロスキーのお城紀行
2022-09-26 01:00:04

中城城 日本100名城 沖縄 路線バスで行く世界遺産5城 5-4


hachiの日本100名城 続日本100名城 お得な切符で行く 鉄道・バスの旅
 ◆中城城 三の郭の石積 またかなり間が空いてしまいました。引き続き3月中旬に久々に沖縄、世界遺産5城を2泊3日で路線バスを利用して...
hachiの日本100名城 続日本100名城 お得な切符で行く 鉄道・バスの旅
2022-09-25 14:40:05

<打込接・布積み(奥羽・出羽)> 弘前城、盛岡城、仙台城、会津若松城


シロスキーのお城紀行
「石・石塁・石垣シリーズ」は、「①②-(3)打込み接・乱積み」を日本の北から南まで展開しているお城の写真をお届けしてきましたが、昨日で一応終了...
シロスキーのお城紀行
2022-09-25 02:00:03

讃岐小豆島 星ケ城  西峰と東峰から成る素晴らしい眺望の山城


久太郎の戦国城めぐり
讃岐小豆島 星ケ城 (香川県小豆郡小豆島町安田・星ケ城山) <県指定史跡> <ちょっと小豆島まで行ってきます・②>坂手港から安田館を訪問した後...
久太郎の戦国城めぐり
小豆島の城めぐり
2022-09-25 01:40:03

第439回:江馬氏下館(北飛騨における江馬氏の繁栄を示す城館跡)


こにるのお城訪問記
訪問日:2021年11月江馬氏下館(えまししもやかた)は岐阜県飛騨市にあった城館です。江馬氏城館跡の一つとして国史跡に指定されています。北飛騨の雄...
こにるのお城訪問記
岐阜県の城郭
2022-09-25 01:20:03
;