下小屋城(群馬県)の詳細

下小屋城(群馬県)
むぎの城さんぽ
ページの情報
記事タイトル 下小屋城(群馬県)
概要

【下小屋城】しものこやじょう 【別名】下の小屋城 【構造】崖端城 【築城者】伊香保地衆 【築城年代】1572年(元亀3年) 【指定史跡】ー 【御城印】伊香保温泉 お宿 かつほ  【場所】群馬県北群馬郡伊香保町湯中子 地図 下小屋城は、1572年(元亀3年)武田軍の侵攻に備えるた…… more めに伊香保衆が築いた城です。 沼尾川とその支流に挟まれた、断崖に囲まれた自然の要害に守られた構造です。 北からの武田軍の攻めの強化を重視しており、主に北側に土塁が築かれているのが 今ででも確認すること出来ます。 入口 県道155号線(伊香保村上線)沿いにある入口です。 駐車スペースもあるので、こちらに車を置いてここから徒歩で入城です。 追手口 城域へと真っ直ぐ伸びる入口。 城への進入路はここだけになります。 自然の土盛りが門のような役割をしています。 石垣 大きな石で入口を補強しています。 土居 振り返ってみると意図的に積まれた石だと判ります。 堀切土橋 入口から城内への追手道は、両側堀切で土橋を繋いでいる状況です。 ここまで来ると、左前方で何か大きな獣が居るのが見えました。 周りは崖なので、カモシカ城主さまであることを祈りながら進むことに。 二の郭 中に入ると開けていて、手前が二の郭、奥に主郭が配されています。 土塁 郭を囲うように低い土塁が造られています。 その土塁の向こうは断崖です。 沼尾川を挟んで北側から見ています。 相変わらず写真では表現しきれていないのですが、この天然の要害を目の当たりにして 断崖で囲まれているこの場所は、攻め入るのは難しいぞという立地であることを認識させられました。 入城してすぐに目撃の獣がカモシカなのか熊なのか、恐る恐る進んで行ったのですが 断崖に囲まれているこの城の逃げ道は1か所ということで、正直怖くて奥まで進むことは出来ませんでした。 護りは1か所で済む反面、入口を抑えられたらアウトでもある構造です。 相手が武者なのか獣なのかの違いですが、どっちにしても怖い城でした。 令和4年4月3日登城 今回の参考本 日本城郭大系 第4巻 茨城・栃木・群馬平井聖新人物往来社 全国 御城印 大図鑑攻城団宝島社 close

下小屋城(群馬県)
サイト名 むぎの城さんぽ
タグ 百名城以外の城
投稿日時 2022-04-12 14:40:03

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