〈３日目（その２）〉米子駅構内は、一大車両基地になってますね。「海、山、旅のドラマは米子駅から」こういうキャッチフレーズ、好きです！まず米子駅で夕食用の駅弁を買ってから、今夜の宿アルファーワン米子へ。チェックインして部屋に荷物を置き、宿から徒歩５分ほどの山陰歴史館へ。歴史館の建物…… more じたい、昭和５年に建てられたという文化財で、かつては米子市役所としてつかわれていたそうです。赤いレンガづくりがすてきですね。米子城の屋根をかざっていたシャチホコなどがならびます。鉄砲類。鉄道コーナーもあり、いまは走っていない列車のヘッドマークなども展示してありますね。囲炉裏など、むかしの民家の再現。昭和４０年代ごろの学校の教室。現在米子城に建物はたっていませんが、ありし日の天守と小天守の模型。ほかの城より小天守がおおきく、「天守がふたつある」ような印象を受けますね。歴史館で、米子城の続１００名城スタンプが押せます。さて、本来ならこのあと、米子城跡へ行く予定だったんですが・・・。延岡城とおなじように、ずっと前に来たときには平城のようなイメージだったんですが、歴史館前から見ると、けっこう高度感のある丘でした。おりから雨が強くなってきたのと、旅行３日目の疲れで、断念することにしました。さいきんこういうパターンが多いですね・・・。雨のなか、ホテルへともどります。ホテルの１階が居酒屋になっていて、帰りがけにちらっと見たら、「のどぐろ」の文字が目にはいりました。本来、きのう居酒屋に行ったので、今日は休肝日にする予定でした。昼間、いか姿ずしを食べたときにも、飲んでません。ですが、山陰まで来て一度ものどぐろを食べずに帰ることが、ちょっと残念におもえてきました。方針を転換し、飲みに行くことにしました。（意志が弱いですね笑）丸善水産さんに行き、まずはビールを注文。「のどぐろの塩焼き」です。たっぷりと脂がのっていながら、しつこすぎず上品な味わい。うーん、さすが白身魚の王様といわれるだけのことはありますね。ごちそうさまでした。ごはんものは食べず、ビールと日本酒をそれぞれ１杯飲んだだけで、部屋へもどりました。夕食分の駅弁を買ってあったからです。買ってあったのは米子駅名物、吾左衛門鮓です。肉厚の鯖はほどよくしめてあり、口にふくんだ瞬間にゆたかな風味がひろがります。うーん、これは絶品！米子で駅弁を買ったのははじめてでしたが、これからも米子へ寄るたびに買いたくなる味ですね。明日は鳥取から若桜をへて、岡山まで出ます。 close

山陽＆山陰・城と飲みテツの旅（４）ー山陰歴史館～のどぐろ