田原城跡に新しく設置されていた、説明板の「城を取り巻く北谷川」と「本丸跡」を紹介します。城を取り巻く北谷川・本丸跡（田原城跡）　　　　　　　2022/01/04 02:46 PM城を取り巻く北谷川　　　　　　　城を取り巻く北谷川田原城は、北方の北谷川と南方の天野川に三方（東も）を…… more 取り囲まれ、西側の空堀と合わせ、堅固な城作りとなっている。この写真は、北側斜面の様子で、北谷川の手前の農道のような細い道がかっての古堤街道である。ｺﾝｸﾘｰﾄで固められた崖の上が本廓（本丸）で、「田原城址」の看板が立っている。看板のある場所から北東方面に田原対馬守の菩提寺の千光寺跡地を望むことができる。「矢の石」は写真手前の方向にある。本丸跡　　　　　　　　　本丸（郭）跡本丸（郭）に至る道の東側に27ﾒｰﾄﾙ☓22ﾒｰﾄﾙ四方の畑地が広がり城郭歴然であるが、蔵屋敷郭か領主の居館跡か伝承は残っていない。馬走り道から2ﾒｰﾄﾙほど高い、数段あまり石段を上がると、26ﾒｰﾄﾙ☓7ﾒｰﾄﾙの削平地が開けるが、ここが本丸跡である。この本丸に立てば、東北に広がる田原盆地、山麓住民の動きはもちろんのこと、西南竜間への道も俯瞰でき、当地領主として絶好の天然要塞、居館地といえるだろう。かってこの本丸には、周囲に竹矢来を廻らし、櫓を設けていたと考えられる。写真前方の建物は住吉社殿。俯瞰（ふかん）：高い所から見下ろすこと。 close

城を取り巻く北谷川・本丸跡（田原城跡）