〈４日目（その２）〉‟つるきそば”からホテルへともどる途中、ちょっとめだたないところに神社の鳥居が見えました。北ノ庄城主だった柴田勝家をまつった、柴田神社です。前にも来たことがあるんですが、どこにあるのかは忘れていました。柴田神社本殿。茶々、初、江の浅井三姉妹の像。後方はお市の方…… more の像です。もちろん柴田勝家公の銅像も。天正３（１５７５）年、織田信長から越前をあたえられていた柴田勝家は、山間の一乗谷より交通の要衝であるこの地に、北ノ庄城をきずきました。天正１０年、羽柴秀吉と対立した勝家は賤ヶ岳で合戦におよびますが敗れ、北ノ庄へもどって自刃します。慶長５（１６００）年、越前へ入った結城秀康は北ノ庄城の跡地に福井城をきずき、北ノ庄城の痕跡は消滅してしまいます。げんざい残る柴田時代の石垣はこれぐらい。勝家の城主時代には、九重の天守がたっていたといいますが、九重の天守なんて見たことがないので、ちょっと想像がつかないですね。思いがけず北ノ庄城の痕跡が見れたので満足し、いったんホテルへともどります。シャワーを浴び、すこし休んでから、ふたたび夕食をたべに出かけます。今回の旅行ではソースかつ丼、おろしそばと食べてきましたが、福井の名物はまだあります。それは焼き鳥です。福井の有名焼き鳥チェーン、秋吉さんは東京近郊にも支店がありまして、僕もときわ台の店に行ったことがあったんですが、本場の福井ではまだ行ってませんでした。なので、ホテルからいちばん近い、駅前店に行ってみることにしました。 close

福井・城と飲みテツ＆レンタカーの旅（７）ー柴田神社～秋吉