城用語 石曳(いしひき)・修羅と呼ばれるソリを絵図と画像で紹介の詳細

城用語 石曳(いしひき)・修羅と呼ばれるソリを絵図と画像で紹介
つわものどもが夢の跡
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記事タイトル 城用語 石曳(いしひき)・修羅と呼ばれるソリを絵図と画像で紹介
概要

今回は「石曳き」についてです。城用語に分類するのもちょっとヘンですが、石垣関連の話で時々耳にする言葉であることと、意味は何となく分かりながら、具体的な方法がイメージしにくいかと思い、あえて紹介させて頂きます。ではいきなり説明板の絵図を<石曳きの説明板>こちらは山形城に展示される石…… more 曳きの絵図です。一目瞭然ですね。石垣に使用する石材を人の手でひいて運ぶ。だから石曳き(石引き)。意味は言葉のままですね。問題は具体的な方法。絵図には、石材を木製のソリのような運搬具に乗せ、地面に敷いた丸太の上を滑らせている様子が描かれています。説明文によれば、このソリのような運搬具を「修羅」と呼ぶようです。<展示されている修羅>修羅と呼ばれる運搬具です運搬の方法は他にもあるかと思いますが、修羅による石曳きは結構メジャーな方法なのではないでしょうか。ちなみに、大きな石、つまり大石はタイシャクとも読めるため、これを帝釈天に例えて、対抗すべく修羅と名付けられたようです。ということで簡単ではありますが石曳きと修羅のご紹介でした。<展示されている石材>山形城への訪問は久しぶりです。以前はなかったと思いますが、かつての二ノ丸には石垣の石が展示され、石を割る方法やら矢穴・刻印といった城用語に関する説明がなされていました。<石垣石の加工の説明>こちらも絵図で分かりやすかったです。<矢穴>やあな矢穴とは、石を切り出す作業の都合で彫られた痕です。矢は弓矢の矢ではなくクサビのことです。こういった工夫を凝らしてくれると、城の予備知識がなくても楽しむことができますね。人によっては、城に興味を持つきっかけになるかもしれません。いいですね。今回はその一部を紹介させて頂きました。■撮影:山形城跡霞城公園二ノ丸広場[山形県山形市霞城町]■参考及び出典・現地説明板・Wikipedia:2021/11/29お城巡りランキング close

城用語 石曳(いしひき)・修羅と呼ばれるソリを絵図と画像で紹介
サイト名 つわものどもが夢の跡
タグ 城用語
投稿日時 2021-11-30 01:20:04

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