月山富田城行ってきたの詳細

月山富田城行ってきた
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記事タイトル 月山富田城行ってきた
概要

2021年2城目、月山富田城。個人的に行きたかったお城ベスト3に入るお城なので、今回このお城に行けたことはひじょ~~~~にテンションが上がりました!!言わずもではありますが、戦国時代に山陰の覇者として名を馳せた尼子氏の本拠で、日本100名城に数えられ、五大山城にも数えられる有名な…… more お城です。島根に着た最重要目的は当然このお城に来ることです。場所は安来市の飯梨川沿いになりますが、電車で来る場合は駅から結構な距離があるのでバス必須、車で来るの推奨です。月山富田城は飯梨川右岸の月山を中心に気づかれた連郭式の山城。その麓には広々として駐車場、近くには周辺案内看板、お城の概要看板、歴史資料館&お土産屋もあるので麓からしてかなりの充実度です。周囲に駐車できるとこは多いのですが、自分は歴史資料館前の駐車場にしました。たぶんここが一番オーソドックな場所だと思います。川沿いに少し南下するとお城全体のジオラマ、史跡で表すことを示す石碑、整備事業を示す看板があります。ジオラマはかなりしっかり作り込まれておりますし、整備事業看板と合わせるとこの城の全体をかなり立体的に捉えられやすいです。三方を飯梨川とその支流に囲まれている立地であり、山中御殿までのエリアと七曲りを介して三の丸エリアまでの構成、周囲の断崖絶壁度など色々なことを読み取れると思うので是非じっくり見ましょう。登り方は色々あるのですが、途中順路看板的なのがあるのでそれに従い登りました。順路的には千畳平→太鼓壇→奥書院→花ノ壇→山中御殿→七曲り→三ノ丸→二ノ丸→本丸山中御殿までは他にも登れますが確かにこれが推奨だろうな~という印象。まずは千畳平を周囲をぐるっと回ってから上ります。上り終えるとかなりのスペースが目に飛び込んできますし、ここからでもそれなりに麓を眺めることができますが、これでまだ序盤も序盤。この時点でこのお城の規模感がヒシヒシと感じられるはずです。ここの一角に尼子神社があります。経久以降の三代と尼子十勇士の霊を祀っているとのこと。マップ上は明確な名称ふられていませんでしたが、北東側に伸びる郭もあり、そこまで降りることもできます。先っちょに何かあるわけでもないですが、規模感を満喫するため自分は行ってみました。(写真の奥までぐるっっと行ってきました)太鼓壇のあたりには山中鹿介幸盛関係色々。銅像&説明看板ですね。尼子氏滅亡後に一族の勝久を旗印に粘り強く再興活動し、勇猛さと忠節で有名なお方ですね。明らかに他とは別格の扱い……寧ろ一家臣なのに晴久とかよりよっぽど取り上げられている感がありますw奥書院あたりのエリアデカデカと慰霊の石碑はありましたが、あまりこれといった説明看板がないので詳細は不明。花ノ壇エリア。ここは広々としたエリアの奥に建物が立っております。なんでも発掘調査で見つかった二棟の建物跡について、休憩施設として復元整備したとのこと。ちなみにここらへんのエリアは堀切でちゃんと分断されていたように見受けられます。そしてしばらく進むと山中御殿エリアにでます。ここがこの城で一番広々とした場所で色々と見どころがある所でもあり、昔は城主の居館があったと見られている場所とのこと。まずは遠景の写真。ここからでも全体を捉えきれていないことからそのエリアの大きさを悟ってもらえればと思います。また、写真下方にはちょっと大きめの池があることも伺えると思います。その後は道なりにグルっと回って写真のところに向かうのですが、途中立派な石垣があったり、櫓跡、井戸跡などがあったりします。写真は一部だけですが、ここ一帯は石垣に囲まれたエリアになっています。対岸につくと山中御殿エリアの説明があったりするのですが、長い年月のせいかひび割れていたり、だいぶ色あせたりしています。せっかく立派なお城だし石碑や銅像もあるくらいなんだから、ここらへんもしっかり手入れすればいいのにな~とは思いました。上記写真はパッと目にしやすいポイントだけ写真とりましたが、最初にも述べたとおり、ここのエリアはかなり広大ですのでじっくり見るのおすすめですよ。また、看板の近くにはお城のパンフレットもあるので入手をおすすめします。山頂に向かうルートは二ルートありますが、結局途中で合流します。自分は写真のルートで山中御殿の左手側からのルート選択。少し緩やかな道を隔てた跡は左へ右へのクネクネ登る七曲りと呼ばれるとこになります。途中山吹井戸と呼ばれるこじんまりとした井戸がありますが、こんなところで井戸なんかっていうちょいと微妙なところにあります。ここからは最後の砦たる三ノ丸、二ノ丸、本丸と連郭式らしく続くのですが、まずは三ノ丸。ここも石垣の上に結構な広さがあり、なぜかぽつんと鳥居があったりもします。また、ここまで登ると景色は一層いいものになりますね。遠くの住宅街だけでなく、下方の各郭とかもしっかり見えるようになり、お城とその周囲をしっかり見渡せるようになっています。そして二ノ丸。ここ特有の作りはこれと言ってない印象でほぼ三ノ丸と同じ構成で作られているかなって感じ。周囲の山とか海を説明した看板もあるのでこちらも是非見てみましょう。ついに到着本丸、このお城のラストです。山頂には石碑、略史年表、神社などがありますいや~ついに登頂完了!って感じでとても爽快な気分になれまし、景色もいいのでここで一息つくのは最高ですね。山陰の覇者もここの景色を眺めていたのか~と色々考えながら物思いに耽らせていただきました。そして最後になってしまいましたが経久像。この像お城の対岸、つまり川を挟んだ向こう側にあるんですよね。ちゃんと調べていないと見落としそうなので要注意ですし、月山富田城まで着て経久像を見ないとかありえないので是非見ましょうね!やっぱ尼子氏といえばこの御方ですからね~以上、月山富田城でした。めちゃくちゃ楽しみにしていたこと、そして期待に答える内容だったこともあり、個人的には非常に満足なお城でした! close

月山富田城行ってきた
サイト名 黒兎月ですよっと
タグ お城めぐり
投稿日時 2021-08-22 15:20:05

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