美濃　金原城　（岐阜県本巣市金原）ここしばらく毎週末、土曜か日曜は家族の夕飯を作らせていただいております。最初は野菜の切り方さえおぼつかなく奥方からはダメだしばかり・・。しかし。「継続とは力なり」の言葉がありますが少しずつですが料理の腕が上がっております。味の方はともかくですが・…… more ・。それでも。「おいしい」と素直に（嘘でもいい）言ってもらえるのがこんなにうれしいものとは。食事の話題もレシピや買い物話で華が咲き、家内安全にも一役たってるのかな？とにかくこのルーティーンのお陰で堂々と城めぐりに行けるのも事実！トレビアン！明日はどこの城行こう？と今度は何作ろう？楽しみが増えていきます。それにしても暑い夏。山城でせかせか縄張図、というわけにはいきません。今回からは山城だけど城址碑だけ、そんな伝説の金原城に寄ってみました。金原城呼称地は国道１５７号沿いの蛇池が目印です。国道の蛇池側に広くなった路肩があり、駐車できました（白い軽トラ）。夏の水辺は涼しげで木陰に入ると気持ちいいです。キャンプしたい・・。国道の蛇池対面の坂道を登っていきます。坂を折り返した所に山の祠が祀ってあります。山の神、御神体は「おおっ！(*ﾟQﾟ*)」立派なアレでございますね。男人は雄大な理想に益々発奮して仕事に励み女人は密かにこれをさすり願いをけければ良縁を得る云々と・・。男女の良縁こそ村の発展・村の平和につながる・・そういう意味でしょうね・・（照）。ここから尾根に向かって歩いていきます。林道に伴う道で歩きやすい。尾根を少し北の山中に入ると立派な石碑が見つけられます。といってもこのあたりには城の遺構は見当たらず普通の山。もう少し奥に進んで遺構があるのかどうかを確認しにいく必要がありそうです。しかし、こんな山中に石碑だけが示されているなんてちょっと寂しそうですよ。石碑の裏面には城跡の由来が書かれているので注目です。「根尾から越前に通じる要地で城主堀口美濃守貞満はここを砦として宇津志（根尾村）に城を移した。延元二年（1337）土岐氏の武将、鷲見忠保との古戦場である。」と示されています。尾根のピーク周辺に向かって段々状の平地も現れます。これは曲輪の跡ではなく林業の植林に伴う整地跡かと思われます。ピークには鉄塔がたち、平地はあっても自然地形となっています。鉄塔建設・管理に伴いこのスペース一帯は見通しのよい平場になっています。但し城郭に関するような遺構は確認できません。あくまで普通の緩やかな広い山頂、といったところです。城址碑からはかなり距離がある場所ですが立地的にはこのピークが候補地となるでしょう。県の報告書でもあくまで「呼称地」扱いになっている意味がわかります。根尾川を望む山間部の要地であることに理解できますが、遺構は全くないようです。南北朝期の城跡というとそのままの姿がなかなか残っていないのが現状。このような高みの見通しの効く場所が陣として機能したのかと思われます。山頂部から麓の景観は望めませんでしたが宇津市方面の山々は目視できそうです。帰りのこそっと山の神の御神体を撫でさせていただきました。・・なんだか少し元気になっちゃった気がしました。次回は城址碑にある宇津志の城跡の見学内容を予定しております。 close

美濃　金原城　 立派な沼と立派な城址碑と立派なチ〇コ