猪苗代城Googl猪苗代城の築城については、奥州合戦によって会津を与えられた相模国の御家人佐原義連の孫・経連が鎌倉時代初期に築いたといわれているが、真偽は不明である。ただ、経連の子孫は代々猪苗代氏を名乗り、地頭として一帯を治めていたため、その過程において築城されたのは間違いないで…… more あろう。ちなみに会津盆地を治めていた蘆名氏も佐原義連の血統で、猪苗代氏とは同族である。猪苗代氏は本家・蘆名氏に対しては、反逆と従属を何度も繰り返し、最終的には、天正17年（1589年）の摺上原の戦いの直前に、当時の当主・猪苗代盛国が伊達政宗に内応し、蘆名氏を滅亡に追い込むこととなった。豊臣秀吉の奥州仕置によって伊達氏が会津を離れると、盛国も猪苗代を離れ、約400年にも及ぶ猪苗代氏の支配が終焉した。その後、会津領主は蒲生氏郷、上杉景勝、蒲生秀行、蒲生忠郷、加藤嘉明、加藤明成と続くが、猪苗代城は会津領の重要拠点として、江戸幕府の一国一城令発布の際もその例外として存続が認められ、それぞれの家中の有力家臣が城代として差し置かれていた。寛永20年（1643年）に保科正之が会津藩主となると、猪苗代城には城代が置かれ、また、正之の死後はその墓所（正之は城の北、土津神社に葬られた）の守護という重要な役目も担った。大手門跡大手道大手側の三本杉井戸跡南腰曲輪二ノ丸櫓門跡二ノ丸跡本丸　黒門跡猪苗代城本丸本丸隅櫓跡本丸からの磐梯山南面横堀西腰曲輪磐梯山2021.7.25登城人気ブログランキング close

猪苗代城　福島県猪苗代町