第４波と第５波のわずかなすき間をついて、７月中旬に５日間の旅行に行ってきました。（まあ、後半は第５波のはじまり＆東京緊急事態宣言にかぶってしまいましたが・・・）そのころも感染者急増中だった東京を避け、比較的安全に旅行できる地域ということで、東北方面をえらびました。ちょうど、北海道…… more ・東日本パス（青春１８類似の地域限定のきっぷ）が使用可能でした。（青春１８きっぷは７/２０から使用開始で、まだ使えませんでした）秋田と青森中心に、北東北をおもにめぐるプランをたてましたが、結果的には東北一周といってもいいルートになりました。さて当日。東海道方面へ行くときよりはやや遅めの、朝５時に出発！まずは勝田駅に向かい常磐線を北上、乗りかえていわき駅まで行きます。いわき駅ではこの旅第一号の駅弁を購入。「うに貝焼き食べくらべ駅弁」です。小名浜名物の「うに貝焼き」のほか、蒸しうにやいくらものっていて、食べくらべることができます。これは豪華！いわき駅。Ｅ５０１系とＥ５３１系が停車中です。原ノ町駅で乗りかえ。こんどは７０１系。仙台駅で駅弁を買い、さらに乗りかえた陸羽東線の中であけます。買ったのは「独眼竜政宗弁当」です。内容はあまり政宗に関係なく、いたってふつうですが・・・。ですが、笹かまなど宮城らしい食材がそろっていて、うれしいですね。鳴子温泉駅に到着。列車はのどかな風景の中をはしっていきます。新庄駅で、さらに陸羽西線に乗り換えます。今回の旅の目的のひとつが、陸羽東線と陸羽西線を乗りとおすことでした。（たぶん陸羽東線のほうに乗ったのはこの日がはじめてです）午後５時すぎ、終点の酒田に到着。本来ここから、さらに羽越本線に乗りかえ、羽後本荘まで行って、そこで泊まる予定でした。ところが、予想外のことがおこりました。羽後本荘/秋田方面への列車が、のきなみ運休のようです。あちゃー。おりて駅員の方に聞いてみました。「あのー。次の羽後本荘方面行きは何時に出ますか？」「すいません。今日は特急も普通列車も終日運休です」「えっ・・・。じゃあ代わりの交通手段は、バスとかありますか」「ないと思いますよ。本荘は大雨で避難指示出てるんで」えーーっっ！！避難指示が出てるといったら、たいへんな大雨ですよ。酒田はこんなに晴れてるのに・・・。この日、たしかに各地に大雨注意報は出てましたが、九州や山陰のほうのことだと思ってました。こっちもたいへんなことになってたんですね・・・。やむをえず、計画を変更することになりました。まずは由利本荘の、今日泊まるはずだった宿にキャンセルの電話を入れます。大雨なので、キャンセル料はいらない、とのことでした。ほっ・・・。次に、今日酒田で泊まるホテルをさがします。すると・・・ありました！いつも北陸や山陰方面に行くときにお世話になっている、アルファーワンさん。ひょっとすると、ここのも以前利用したことがあるかもしれません。ということで、アルファーワン酒田にぶじチェックイン。ホテルに荷物を置き、街へとくりだします。本当は、この日は由利本荘で飲む予定でした。予定は変わってしまいましたが、酒田で飲むのもまた得がたい経験でしょう。さがしてみると、よさげな居酒屋が見つかりました。伊藤家さんです。いつものように、一日中列車に乗っていた疲れを、生ビールでいやします。日本酒も。後方は、店主が‟全部盛り”にしてくれた、刺身盛り合わせ。エビマヨとタコのからあげ。どれもおいちい！このお店では、山形じまんの日本酒の品ぞろえと、新鮮な魚や一品料理がたのしめます。店主が気さくに話しかけてくれて、はじめて来た気がしませんでした。予期せぬすてきな居酒屋さんとの出会いが、飲みテツ旅のだいご味ですね。翌日はいよいよ本題の城めぐりに入ります。ワクワク!!ローカル鉄道路線　南東北・北関東 編 （宮城県／山形県／福島県／栃木県／群馬県／茨城県） [ 梅原　淳 ] - 楽天ブックス close

北東北・城跡めぐりと呑み鉄の旅（１）ー酒田