<福岡城>の”櫓門”を巡るの詳細

<福岡城>の”櫓門”を巡る
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記事タイトル <福岡城>の”櫓門”を巡る
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只今、「近畿地方」以西の西日本の「櫓門」をお届けしています。「櫓門」といえば、「門」と「櫓」を兼ね備え、特に「大手」等の重要箇所を固めた最強の門でした。 「東日本のお城の櫓門」の総集編及び「西日本のお城の櫓門」前半はこちらからご覧ください↓『<西日本のお城>の”櫓門” …… more 前半総集編』5月9日から始めた「櫓門」シリーズは、「東日本(※)のお城」42城の「櫓門」は既にお届け済で、現在は「西日本(※)のお城」の「櫓門」をお届け中です。(※)東日…ameblo.jp 『<東日本のお城>の”櫓門” 前半総集編』5月9日から始めた「櫓門」シリーズは、「東日本(※)」のお城42城の「櫓門」をお届けしてきました。(※)東日本、西日本は、「中部地方」で東西を分けました。 こ…ameblo.jp 『<東日本のお城>の”櫓門” 後半総集編』5月9日から始めた「櫓門」シリーズは、「東日本(※)」のお城42城の「櫓門」をお届けしてきました。(※)東日本、西日本は、「中部地方」で東西を分けました。 「…ameblo.jp  本日第71弾は、「福岡城 下の橋御門」(福岡県福岡市中央区)の「櫓門」と、「崇福寺」で移築再利用されている「福岡城 本丸表御門」及び福岡城内に移築されている「名島城 名島門」をお届けします。 「福岡城 下の橋御門」(福岡県指定文化財)、「福岡城 本丸表御門(現 崇福寺山門)」(福岡県指定文化財)、「名島門」(福岡市指定文化財) 「筑前国」は、「龍造寺家」「大内家」「大友家」「秋月家」等、様々な戦国大名の草刈り場となり、その中から「大友家」の一族であった「立花家」の「立花山城」の出城として「名島城」が築かれます。 そして「豊臣秀吉」の九州平定で「名島城」は、「小早川隆景」に与えられ大修築して居城とします。 関ヶ原の戦いで徳川方に付いた「黒田孝高・長政」親子は、筑前52万石を与えられて「名島城」に入りますが、領地運営がしづらいことから、新たに「福崎」の地に築城を始め、名前も「福岡」と変えて1607年に完成します。それ以降は、「福岡城」が「黒田家」の居城として幕末・維新まで続きます。  「下の橋御門」は、城外から「外堀」を渡って「三の丸」に入る大手門の役割を担っています。 桝形になっていて、「外堀」を渡ると左へ折れて門に入り、門を潜ると右手に折れて入城します。更に、橋の正面で門脇には「伝潮見櫓(古打時櫓)」が睨みを効かせて防備を固めています。 明治時代に2階の櫓部分が焼失して2階がないまま改修されましたが、今度は2000年に不審火によって1階部分も一部焼失したことから修復工事が行われ、その際に櫓部分を「白漆喰総塗籠め」で2008年に木造復元しました。 木造復元「福岡城 下の橋御門」の桝形木造復元「福岡城 下の橋御門」(櫓部分が復元された)木造復元「福岡城 下の橋御門」(門を潜ると右折れで「三の丸」跡へ)木造復元「福岡城 下の橋御門」(門部分も一部焼失したが修築された)木造復元「福岡城 下の橋御門」の櫓部分(左側)と「伝潮見櫓」(右側)「福岡城 下の橋御門」の1階焼失前で櫓部分も未復元の時の写真(現地掲出写真から)  城内「三の丸」跡には、かつて「名島城」にあった「名島門」が、各所への移築を経て1961年に現在の場所へ移築されました。 高い位置に瓦の庇が付き、その上の外壁は柱をそのまま見せる「真壁造り」で、窓は木製の格子戸が嵌っています。 移築現存「名島門」(「名島城からの移築門、正面から)移築現存「名島門」(「名島城からの移築門、背面から)  「福岡城 本丸表御門」は、「本丸」から「二の丸」に入る石段上に建っていた櫓門でした。現在は、「黒田家菩提寺」である「崇福寺」の山門として移築されています。 非常に立派な櫓門で、当時の部材を良く残していると言われていて、櫓部分は「下見板張り」になっています。 移築現存「福岡城 本丸表御門」(現在 「崇福寺」山門、正面)移築現存「福岡城 本丸表御門」(現在 「崇福寺」山門、背面)移築現存「福岡城 本丸表御門」(現在 「崇福寺」山門)移築現存「福岡城 本丸表御門」(現在 「崇福寺」山門、格子の脇戸)移築現存「福岡城 本丸表御門」(現在 「崇福寺」山門、番所?)    「ポチ」をどうぞよろしくお願いいたします。にほんブログ村 「フォロー」の方もどうかよろしくお願いいたします。 もしよろしければこちらにも「ポチ」をお願いいたします。お城巡りランキング   close

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投稿日時 2021-07-27 01:00:02

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