<松山城>の”櫓門”を巡る(後編)の詳細

<松山城>の”櫓門”を巡る(後編)
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記事タイトル <松山城>の”櫓門”を巡る(後編)
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只今、「近畿地方」以西の西日本の「櫓門」をお届けしています。「櫓門」といえば、「門」と「櫓」を兼ね備え、特に「大手」等の重要箇所を固めた最強の門でした。 「東日本のお城の櫓門」の総集編及び「西日本のお城の櫓門」前半はこちらからご覧ください↓『<西日本のお城>の”櫓門” …… more 前半総集編』5月9日から始めた「櫓門」シリーズは、「東日本(※)のお城」42城の「櫓門」は既にお届け済で、現在は「西日本(※)のお城」の「櫓門」をお届け中です。(※)東日…ameblo.jp 『<東日本のお城>の”櫓門” 前半総集編』5月9日から始めた「櫓門」シリーズは、「東日本(※)」のお城42城の「櫓門」をお届けしてきました。(※)東日本、西日本は、「中部地方」で東西を分けました。 こ…ameblo.jp 『<東日本のお城>の”櫓門” 後半総集編』5月9日から始めた「櫓門」シリーズは、「東日本(※)」のお城42城の「櫓門」をお届けしてきました。(※)東日本、西日本は、「中部地方」で東西を分けました。 「…ameblo.jp  本日第67弾は、「松山城 筋金門、内門」(愛媛県松山市)の二基の「櫓門」です。「松山城」には、他に「筒井門」「太鼓門」「乾門」「艮門」を含め計6基の「櫓門」が建っていますので、3回に分けてお届けしています。 「松山城 櫓門」(前編-筒井門、太鼓門)『<松山城>の”櫓門”を巡る(前編)』只今、「近畿地方」以西の西日本の「櫓門」をお届けしています。「櫓門」といえば、「門」と「櫓」を兼ね備え、特に「大手」等の重要箇所を固めた最強の門でした。 「東…ameblo.jp「松山城 櫓門」(中編-乾門、艮門)『<松山城>の”櫓門”を巡る(中編)』只今、「近畿地方」以西の西日本の「櫓門」をお届けしています。「櫓門」といえば、「門」と「櫓」を兼ね備え、特に「大手」等の重要箇所を固めた最強の門でした。 「東…ameblo.jp  「松山城 筋金門、内門」(各々は、木造復元) 重文「大天守」の両脇に繋がる木造復元の「筋金門」(右)と「内門」(左) 古くは、南北朝時代に南朝方の砦が置かれ、戦国時代には「河野家」が拠点とした場所で地名は「勝山」でした。 関ケ原の戦いで東軍に参加して戦功をあげた「加藤嘉明」が築城を許され「松山」と名も変えました。しかし建築途中の1627年に会津への転封があり、替わって入城したのが「蒲生氏郷」の孫である「忠知(ただちか)」でしたが、急死して嗣子無く断絶しました。 そして1635年に「(久松)松平定行」が15万石で入封し、以降幕末・維新まで統治をします。  「筋金(すじがね)門」は、「天守」がある「本壇」の中にあります。「三の門」を潜り、右側に「三の門南櫓」に沿って「天守曲輪」に入城する門となっています。 「松山城天守」は、連立式天守で「天守」を中心に、「小天守」や各種「櫓」「門」が繋がっていて「天守曲輪」を一周しますが、「筋金門」はその中に組込まれて構成されていて、「大天守」と「小天守」を繋ぐ門で、櫓部分が廊下となっています。 木造復元「松山城 筋金門」(門奥は「天守曲輪」、右が「大天守」で「三の門」を入った所から)木造復元「松山城 筋金門」(左が「大天守」、右が木造復元「小天守」)木造復元「松山城 筋金門」の門扉 「内門」も、「天守」がある「本壇」の中にあります。こちらは、「ニの門」を抜けて「天守外曲輪」を通り「仕切門」を潜って「天守曲輪」に入城する門となります。 当門も、連立式天守に組込まれた門で、「大天守」と「玄関多聞」とを繋ぐ門で、櫓部分が廊下となっています。 いずれも1968年に、現存だった「大天守」を中心に、「天守曲輪」の城郭建造物を木造復元した時に建てられました。 木造復元「松山城 内門」(門奥が「天守曲輪」、左が「大天守」)木造復元「松山城 筋金門」(左が「玄関と玄関多聞」、右が「大天守」、「小天守」から見下ろす)木造復元「松山城 筋金門」(「天守曲輪」内から) 「勝山」中麓の「二の丸」跡には現在「二の丸公園」があり、「二の丸奥御殿跡流水園」や「大井戸」跡、「番所」「米蔵」「北門」等が木造復元されていますが、その南東隅には木造復元された「多聞櫓」が建ちます。 その入口の門は、櫓部分が「多聞櫓」となっていますので「櫓門」のように見えますので、ここで紹介をしておきます。 木造復元「松山城 二の丸多聞櫓門」木造復元「松山城 二の丸多聞櫓門」(「二の丸」跡内から)   「ポチ」をどうぞよろしくお願いいたします。にほんブログ村 「フォロー」の方もどうかよろしくお願いいたします。 もしよろしければこちらにも「ポチ」をお願いいたします。お城巡りランキング   close

<松山城>の”櫓門”を巡る(後編)
サイト名 シロスキーのお城紀行
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投稿日時 2021-07-22 14:20:11

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