JUGEMテーマ：お城   こんにちは。 何とか一か月間生き延びたゆうりです。 一昨年のように残業１００時間越えの部署じゃなかったのが救いです。   そんなぎりぎりを生きているゆうりが本日お届けするのは、 続日本１００名城の１４城目、 &nb…… more sp;   　　No.１７１備中高松城です！   登城日は平成３０年８月中旬です。   先ほど山（鬼ノ城）から降りてきて、車を走らせていると、備中高松城に関する看板があちらこちらにあります。 秀吉が築いた土塁の跡であったり、陣地の跡であったり。 期待に胸を躍らせながら車を進めます。   何といっても、大きな歴史的舞台として登場するお城です。 歴史ファンなら、その名を一度は聞いたことがあるでしょう。     到着するとそこは城郭らしからぬ公園。 なるほど、ここが日本史の偉大な転換点。 現在は、公園と資料館になっていますが、歴史が大きく動き出した場所にいると思うと感動してしまいます。   さぁ、散策にでかけましょう。 やはり、思うことは確かに土地が低いということです。     実際にこちらの資料館では、昭和の洪水で周囲が水浸しになってしまったときの写真が展示してありました。 この光景を人為的に作り出した羽柴秀吉という人物は、はかりしれない力をもっているのでしょう。   さすがは織田信長に才覚を認められて、織田家中随一の出世頭なだけあります。その後、織田家をまとめて天下人となっただけあります。   この場面は、数々の文学作品、大河ドラマにされ、数多の解釈があります。どれもなるほどと思うものばかりです。 羽柴秀吉、黒田官兵衛、宇喜多秀家、小早川隆景、吉川元春、毛利輝元、清水宗治と名を残している武将が揃う名場面です。この戦いの様子は、数々の作品に譲ることにしましょう。   しかし、何度調べても、読み返しても感嘆する戦いです。毛利、織田互いの探り合い。情報をいち早く手にした側が有利になる。当たり前ではありますが、当たり前の大切さを痛感します。   鳥取城や三木城で繰り広げられた包囲戦。織田家臣として最後の城攻めにあたる備中高松城の戦いは、まさしく集大成。その発想力には驚かされます。   その後の小田原城では、もっと大規模な物量作戦になるので、知恵と調略を用いた城攻めは、この備中高松城の戦いが真骨頂となるのでしょうか。   その判断は人それぞれでしょう。 ぜひ、訪れてその地を堪能していただければと思います。   ☆お城データ☆ 城所在地：岡山県岡山市 交通手段：JR吉備線備中高松駅より徒歩１０分 スタンプ：備中高松城資料館   お城巡りランキング   close

秀吉式城攻めの真骨頂「備中高松城」