史跡めぐりの記事です。今回は、豊田市にある国指定の史跡、大給城です。異論を言う人も少ないと思いますが、愛知県下で一番見所のある山城だと思います。この城が続100名城で選定されてもいいと思います。 大給城(おぎゅう)大給城は長坂新左衛門の居城でしたが、岩津城に進出した松平…… more 信光が攻略して、親忠の次男乗元が初代城主となり大給松平氏が誕生しました。永正3〜7年間(1507〜1510)には武田氏の侵攻に備えて、松平乗元とその子乗正により大改修が行われましたが、天正18年（1590）の徳川家関東転封に伴って、大給松平氏も上野国に移住し、那波1万石を与えられまして廃城となったと思われます。           (1)主郭虎口石垣、(2)堀切、(3)櫓台と石塁、(4)水の手曲輪、(5)水の手曲輪、(6)主郭虎口石垣、(7)主郭石垣、(8)主郭とニノ曲輪の間の土塁、(9)主郭と城趾碑、(10)主散乱する巨石巨石が散乱しており、部分的に石垣が使われており苗木城が好きな人は、ここは好きでしょう。愛知県の山城では、私的にはナンバーワンです。一番の見所は、全国的にも珍しい、水の手曲輪と呼ばれる石垣の堤防を持ちダムのような貯水施設のある曲輪でしょう。  close

【史跡】 大給城