滝山城跡景観維持回復活動 「お屋敷跡」展望回復 2020/12/20の詳細

滝山城跡景観維持回復活動 「お屋敷跡」展望回復 2020/12/20
NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会 公式ブログ
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記事タイトル 滝山城跡景観維持回復活動 「お屋敷跡」展望回復 2020/12/20
概要

今年はコロナ感染拡大のため活動できない月もありました。活動回数が少なかった分、現在の滝山城はいつもの年と比べて荒れてしまっているような気がします。12月20日 今年最後の滝山城跡 景観維持回復活動(下草刈り)を実施しました。「中ノ丸」9時30分、自然とディスタンスの輪になる。年末…… more 、厳しい寒さ、おまけにコロナ、参加者は何人集まるのかなぁ。人数しだいで作業のはかどり方が違うので大勢来てほしい・・・参加者は毎回だいたい同じ顔ぶれで今回は15、6名来ました。まぁこんなもんですね。今回の活動は、ふたつのミッションがありひとつは「お屋敷跡」写真左の「大池」側の樹木の枝打ちをして「お屋敷跡」から「大池」側の展望をよくすること。では、まずはこちらの活動報告から。枝打ちをしなくても向こう側が見えなくはなかったのですが・・・いやっ、見えないか (*_*;とりあえず手の届くところからノコギリで枝を伐り落としていきます。伐った枝はそのまま放置ではなく「お屋敷跡」中の方に移動します。脚立も使用して上の方も枝打ち、しかし我々は林業のまねごとをしている素人集団、無理のない範囲でやります。【作業前】木と木の間、曲輪の内側の方まで伸びた枝が重みで垂れ下がっています【作業後】すっきりと明るくなりました木のあいだから覗くと「お屋敷跡」から「大池」を結ぶ絶対防御ラインが見えるようになりました。絶対防御ラインの向こう側は竪堀です。枝打ちをしたという木をみると木の側面から動物のツノのように10~20cm突き出た枝が複数ありました。そのままでは見栄えが悪いので枝の付け根から伐り直しました。これは最初に伐り方を説明しなかった自分が悪い。。。枝打ちは付け根から伐りましょう!これがツノ赤丸してないけど像の鼻のようなのも・・・見た目かっこ悪いでしょ(^_^;)重ねて言いますが最初に伐り方を説明しなかった自分が悪い。。。ゴメン(_ _)「大池」側の視界が開けてきましたよ~テンション上がるぜ⤴延びていた枝が防風林のような役割をしていたようで枝を伐ったら「お屋敷跡」を風が吹き抜けます。見通しが良くなった方を見て、「向こうの尾根を歩いている人が見えるよ!」と話しています国道16号に続く尾根、「信濃屋敷跡」方面の視界が開けました。眼下には「大池」、そして桜の名所 五千本桜(実際は5千本ない)。春には満開の桜が「お屋敷跡」からも楽しめそうです さて、もうひとつのミッション「お屋敷跡」入り口部分の薮。今回は残念ですが手がまわりませんでした。この薮の中は平坦地になっているようなので実態を見てみたいです。またいつか・・・期日未定で延期としました。それにしても「お屋敷跡」は木が多過ぎ。もう少し間伐が必要と思われます。ところで作業途中に、「お屋敷跡」の仕切り土塁に集まって「富士山が見えるよ!」とワイワイやっていました。高い土塁の上から富士山が見えます。富士山が見えるポイントには、いつの間に誰が作ったのかベンチ(?)が!!「お屋敷跡」に来たときはこの位置から富士山を探してみてくださいね♥この写真で富士山がハッキリわからないのはカメラのせいにしますが実際はハッキリと見えますよ!(もちろん天気しだいです)しかし全体が見えるわけではありません、上の方だけです。それでも富士山が見えると嬉しくなるのが日本人?写真を拡大コンパクトデジカメではこれ位が限界以上活動報告でした。話は変わってこちらは「本丸」枡形虎口。地面を見ると以前は見えていなかったと思われる敷石らしきものが見えています。それは等間隔にあり河原石のようです。石が見えていない所で地面が少し盛り上がっている個所もあります。この石は当時の物(?)のようで虎口は階段になっているようです(?)虎口の左側もだいぶ埋まっているようですが土のなかには何かありそうです。でも掘ってはいけませんよ。よーく観察してみてください。新年1月の活動場所は「専国谷戸」から「大池」、絶対防御ラインの竪堀も作業範囲内です(予定通ですが・・・)。竪堀の上にある畝堀もできるかな?下草刈りの個人装備の話です。今日は家にこもってこんなことしていました。古く使わなくなった皮のバッグを解体して刃渡り24cmの 鉈を収める鞘を作りました。寸法もきちんと測らず型紙もなし。ハサミとカッターで切ったら糸で縫う。縫い目は曲がっていたり間隔も均等ではない。それでも良くできたと自己満足。とりあえず壊れにくければよし。1月の活動はこれを腰にぶら下げて滝山城にまかり上がるよ~皆さま!一年間閲覧ありがとうございました。コロナに感染しないよう注意して年末年始をお過ごしください。それでは来年もよろしくお願いいたします m(_ _)m close

滝山城跡景観維持回復活動 「お屋敷跡」展望回復 2020/12/20
サイト名 NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会 公式ブログ
タグ 下草刈り日誌
投稿日時 2020-12-28 01:00:02

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