本日放送のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』（第36回「訣別」）では、西へ向かう武田信玄が浜松の徳川家康を攻めていることが手にとるように伝わってきました。が、家康は登場せず！残念でした。この武田信玄対徳川家康の戦い（三方ヶ原の戦い）は、武田軍が約2万７千に対し徳川軍は約７千。織田信長…… more からの援軍３千を含めても徳川方は約1万でした。数で勝る武田軍ですが、家康の居城・浜松城を直接は攻めず、三方原の台地へおびき出して完膚なきまでに徳川軍をたたきました。徳川家康の惨敗です。多くの優秀な家臣を失い、家康本人も命からがら浜松へ逃げ帰りました。＜顰像＞しかみぞうこちらは岡崎公園（岡崎城跡）で撮影しました。徳川家康の有名な肖像画『徳川家康三方ヶ原戦役画像』をモチーフに造られたようです。戦に敗れて命からがら浜松城に逃げ帰った直後の姿です。この時31歳。家康は無謀な戦いをして逃げ帰った自分の姿を描かせ、その後の教訓としたとされています。この情けない顔をした敗軍の将が、のちに天下をとるわけですね『三方ヶ原の戦い』は、三河一向一揆・伊賀越えと並んで徳川家康の三大危機とされています。『麒麟がくる』の主役はあくまで明智光秀ですが、武田信玄がかなりの迫力で登場していたので、ちょっとだけ、ホントにちょっとで良いので、家康の姿も見たかったですね。ということで期待して『麒麟がくる』を観ていたが、大ピンチの徳川家康の出番はなかったというお話でした。こんな思いつきの投稿にお付き合い頂き、ありがとうございます。岡崎公園には立派な家康像もあります■画像撮影：岡崎公園（岡崎城跡）[愛知県岡崎市康生町]お城巡りランキング close

岡崎公園（岡崎城跡）の徳川家康しかみ像