美濃　中桐城　（岐阜県郡上市八幡町初音中桐）仕事中はもちろん外出時のマスク着用を意識する毎日ですね。口元が隠れる事をいいことにヒゲなんか伸ばしてみたりなんかして。鏡を見て、おお・・こんな感じの顔になるんだ・・。・・ふむ・・以外と似合うかも。この歳になって新しい自分の発見です。さて…… more 、美濃郡上郡の城址を重点的に訪問しています。郡上郡は山城の宝庫。いろいろなスタイルの山城が楽しませてくれます。今回の中桐城は現在立ち入りができませんが以前の散策を報告したいです。小駄良川右岸の小山の上に城があります。中桐城の麓のカーブ沿い山手に城址碑が立っています。中桐城は小駄良川流域の在地土豪・小駄良遠藤氏の居城だと考えられています。村の土豪として遠藤宗兵衛、遠藤善兵衛の名が伝わっています。両人（兄弟とも伝わる）は木越城主・遠藤胤俊（慶隆の叔父）の家老格でした。現在山裾一帯には獣除けフェンスが設けられており立ち入りはできません。よって写真は掲載を控えたいと思いますので図面紹介のみで。平成１１年の県による悉皆調査の折に現況を確認させていただきました。比高７０メートルの山頂部には小さいながらも遺構が残っています。単郭の曲輪の中心が僅かに土壇となっています。北側尾根を高さ１メートル弱の土塁とごく浅い堀切で区画してあります。土塁の西端部から曲輪内に出入りするように見えました。また尾根筋は平坦部が５０メートル程連なり城郭の一部かと思われます。東と西は谷となっており、谷底はとも沢が流れています。小さな砦ですが郡上の地方土豪の城形態をよく残しているといえます。以上ひねりもボケもないのですがご紹介いたしたく。 close

美濃　中桐城　 ごくごく簡素な丘砦