角牟礼城をあとにした僕は、次の目的地、長岩城へと車を走らせました。ところが、この長岩城は天下の景勝地、耶馬渓のすぐ近くで、カーナビの案内で進んだところ、紅葉まっさかりの渋滞の中へ突入してしまいました（汗）。まあ、渋滞といっても東京近郊の箱根や日光よりはいくぶんマシだったようで、し…… more ばらくすると抜けることができましたが。運転しながらだったので、ほとんどシャッターを切ることはできなかったんですが、それでも根性で撮った写真を何枚か。さて、渋滞を抜けるとまた車はまばらになり、しばらく行くと「長岩城」ののぼりの立った駐車場に着くことができました。この城は続１００名城でもなんでもないですが、山の中に築かれた石塁の数々が一部マニアの間では有名で、地元でも観光化しようという意識はあるようです。もっとも、駐車場に車をとめていたのは僕ひとりでしたが。駐車場から小川をわたって、城域に入っていきます。長岩城入口。このへんののぼり道はまだ整備されているほう。のぼりはじめてすぐ、ごつごつとした石塁が見えてきます。のっ、登り石垣？！山の中にこんな石塁群が点在しているのは、本当にすごい！山は深い杉林で、神秘性すら感じられます。ただ、花粉症の時期は来たくないですね（笑）。僕はこのあたりが山頂ではないかと思ったのですが、まだ上があるようです。ひえー、もう疲れたよー。これだけ本格的な登りのある山城に来るのはひさしぶりです。そして圧巻なのが、本丸下に伸びるこの登り石垣（？）！しかもここは往時のままの姿をたもっているそうです。これはすごい！本丸へといたる虎口。けわしい山城だけあって、本丸はせまいです。眺望もほとんどききませんでした。長岩城遠景です。帰りにまた耶馬渓をとおりました。こんどは渋滞していませんでした。湖のほとりがきれいに紅葉していたので、写真を撮ってみました。大分駅までもどり、レンタカーを返しました。車での旅はここでおしまい。博多行きの特急に乗りこみます。今回乗ったのは「白いソニック」８８５系です。前回「青いソニック」８８３系は乗りましたので、これで両方乗ったことになります。やはり大分駅では駅弁を買えなかったので、ふつうの総菜やさんで豊後牛すきやき弁当を買いました。こちらもおいしかったのですが、できれば駅弁を買いたかったような・・・。どうやら用意している数がすくなく、売りきれているときが多いようです。博多駅到着はけっこう遅くなりました。「白いソニック」のマークはこんな感じ。この日は博多泊。居酒屋にも行かず、さっさと寝ることにします。〈４日目〉旅行最終日。博多駅周辺に泊まるのはひさしぶりです。この日もチェックアウトぎりぎりまでゆっくりしてから、博多駅で昼食をたべます。「ぶりとろろ丼定食」を食べました。 close

みたび「みんなの九州きっぷ」の旅（４）－長岩城