コロナ感染が拡大中です。こんな時期に旅行の話を続けるのはちょっと心苦しいのですが・・・。第３波到来前の１１月はじめの話ということで、どうかご容赦を。〈３日目〉ホテルをチェックアウトし、駅前でレンタカーを借ります。すっかり忘れていたのですが、この日産レンタカーさんで、以前も借りたこ…… more とがあるみたいです。大分駅舎はシックな装い。今日まず訪れるのは、角牟礼城です。この城にも以前来たことがあるのですが、続１００名城指定以前で、スタンプはまだ押していませんでした。まずはスタンプの置いてある、豊後森藩資料館をめざします。僕は‟童話の里くす”という道の駅をカーナビに入力して行ったんですが、これはまちがいで、その近くにあるわらべの館という児童図書館の２階が、資料館になっているのでした。車で走ることおよそ１時間半、着いた道の駅で係の方に聞き、まちがいに気づいた僕は、昼食のパンを買ってから、児童図書館に向かいました。資料館では、係の方に森藩の歴史について、ていねいに説明していただきました。近世森藩の藩主が、もと村上海賊の来島（久留島）氏だとは、知りませんでした。館の周囲に城下町の古い建物がのこっているようなので、わらべの館の駐車場に車を置いて、散策しました。この建物は旅館として利用されているようです。かつての医院でしょうか。古い時計屋さん。宮城県の母の実家の近所にも、以前こんなお店があり、なつかしくなりました。その店は震災で流されてしまいましたが。コンパクトながら、雰囲気のある町並みですね。町並みの背後に見えるのが、中世角牟礼城跡です。この位置から見ると、登りがきつそうですが、さいわい車ですぐ近くまで行けます。山中にありながら、りっぱな石垣ののこる城。整備された道をのぼっていきます。この城のハイライトは、やはり石垣。本丸の下に、角埋神社があります。本丸へと曲がるコーナーのところが、非常に景色がよくなっています。うわっ、まだ上がある！山城にしては、本丸はけっこう広いです。のぼりは険しくはないとはいえ、駐車場から本丸までは、意外と距離がありました。本丸からの景色はこんな感じ。森藩資料館で押した続１００名城スタンプです。 close

みたび「みんなの九州きっぷ」の旅（３）－角牟礼城