揖保川のほとりの城下町・龍野を歩いて(壱)の詳細

揖保川のほとりの城下町・龍野を歩いて(壱)
せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部
ページの情報
記事タイトル 揖保川のほとりの城下町・龍野を歩いて(壱)
概要

木々も色づき始めたこの頃、いかがお過ごしでしょうか。 こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。 本竜野駅 姫路から姫新線の列車で着いたのは本竜野駅です。 ローカル線の雰囲気に合わずに立派なガラス張りの駅舎が迎えてくれました。 龍野を歩く 本竜野駅前からは整備された市街地が…… more 続いています。 歩道の向こうに見えるのは醤油メーカーの工場ですね。古くから播磨平野の内陸に栄えた龍野は播磨灘沿岸の工業都市と比べると目立たないかもしれませんが、この街で特徴的なのは食品工業です。中でも醤油と素麺は全国的に知られていますね。 兵庫県手延素麺協同組合 駅前を歩いていくと、「揖保乃糸」と書かれた看板が目立つ建物がありました。こちらは兵庫県手延素麺協同組合です。 播州の素麺の歴史は古く、太子町の斑鳩寺に保存されている『鵤庄引付』という書物にははるか中世の応永25(1418)年に「サウメン」という記述があり、これが播州で最も古い素麺に関する記述だとされています。播州の揖保川沿いでは小麦が盛んに生産されていて、播磨灘沿岸では塩も生産され、冬に乾燥した気候もあって近世にかけて、素麺が盛んに生産されるようになり、それは今も続いています。 揖保川の流れ さらに歩いていくと、大きな橋に差し掛かりました。この橋は竜野橋で、橋の下を流れるのは揖保川です。宍粟の山奥から龍野を経て網干へと流れる揖保川は播州の物流を支え、素麺の原料や商品を運ぶのにも使われてきました。 竜野橋 竜野橋の向こうには鶏籠山、的場山といった山々が連なっています。元々の龍野の市街地は揖保川の向こう、山々の麓に広がっていました。 次回は龍野の街を歩いてみたいと思います。 ランキングに参加しています。 お出かけ前にクリックをお願いします! にほんブログ村 close

揖保川のほとりの城下町・龍野を歩いて(壱)
サイト名 せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部
タグ 姫路エリア(大塩~姫路・飾磨~網干) 山陽沿線外(その他)
投稿日時 2020-11-06 15:20:03

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