山中城跡クラウドファンディングイベント2019 其の二の詳細

山中城跡クラウドファンディングイベント2019 其の二
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記事タイトル 山中城跡クラウドファンディングイベント2019 其の二
概要

山中城跡クラウドファンディングイベント2019 参加レポート 其の二。 [前回までの訪問記 概要]イベント限定で通常立入禁止の岱崎出丸・障子堀と、本丸〜北の丸間の障子堀を散策。今は芝生敷きですが当時は関東ローム層の赤土むき出しで、もっと深く、もっとドロドロで、それこそ蟻地獄…… more の様相だっただろうと体感。さていよいよ西の丸外周の「ベルギーワッフル」とも称される最大の障子堀群へ向かいます。 【注意】イベントの写真をSNS等に掲載することは当日の説明でOKとのことですが、障子堀等への立ち入りは普段は遺構保存のため厳禁であり、この日限定の特別行為であることの明記が条件とされました。 訪問時期:2019年11月山中城クラウドファンディング 訪問記 − 其の一、二。 通常の 山中城 訪問記(2014年)− 其の一、二、三、四。 <訪問記> 演劇も終わり、西櫓台から富士山方面を見る。少し曇ってしまったが、合間から顔を出している富士山。ズームで見てみよう。山中城跡 西櫓台から見る富士山の勇姿。最大望遠で。つづら折れになっている登山道が、見える!訪問日は11月、富士山はすっかり雪化粧。と富士山に見とれている間に、眼下では障子堀への散策が始まっていた!出遅れた!急いで降りる。イベントはこの障子堀散策で終了で、時間の許す限り障子堀を体験指定って下さいとのこと。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】いざ、障子堀へ。皆さんそれぞれ障子を歩いたり、堀に降りたり、記念撮影をしたりと様々に体験している。私も橋から端まで障子を行ったり来たり。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】そうしてしばらく過ごし、だいぶ人が居なくなってきたところで障子堀の撮影に入る。まずは西の丸と西櫓台の間から。今は芝生でしっかり固められ幅も広いのでゆうゆうと歩けるが、当時は幅も細くドロドロの赤土で、そもそも上を歩く道ではない(堀に落ちた人が横移動できないようにする障壁)。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】手前の方に比べ、奥は障子の構造が複雑となっている。芝生で補強される前のオリジナルの障子の横幅はどれぐらいだったのだろう?【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】西櫓台の方を見てみる。外周部との距離が短くなる。当時は木橋が掛かっていたことが発掘調査で分かっている。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】西櫓台北側の障子堀。最初に見た岱崎出丸と雰囲気が似ている。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】こちらは西の丸の西側。北の方は木々が生い茂り、手前の方しか入れない。本来は奥のような様相で、整備の賜物でこの姿が維持されていることを実感できる。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】西の丸の西側の障子堀から、西櫓台方面を見る。個人的にはこの角度から見る障子のカクカク感が好き。堀は四角ばかりかと思いきや、障子が90度曲がっていてL字の堀になっている箇所もある。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】先程の場所から一本奥にズレると、全く景色が変わる。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】まるでアミダクジのような障子。この手前はL字に曲がっていて、障子の上にあがれたらまっすぐ突き進める、というわけでもない。そもそも当時の障子はローム層むき出しのズルズルで、こんなに歩きやすくなかっただろう。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】西の丸と西櫓台の間の障子堀。いくつかの堀にはハシゴが掛けてあり、下に降りられるようになっていた。ちなみに全然人がいないのは、殆どの参加者の方がはけるのを待っていたから。私の後ろには同じく待っていた人がおり、交代交代に譲り合いで写真を撮った。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】ここから、ハシゴを降りて堀の下へ降りてみよう。障子の上からの視点。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】堀の底からの視点。1.5mほどはあろうか。保護のための芝生の層があるので、当時はもう少し深かった。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】当日演劇を披露した武将隊の皆さんの写真撮影が始まった。めったに入れない場所での写真はプロモ用にピッタリ。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】武将隊の皆さんの写真がいい感じだったので私もその後で撮ってもらう。題して「障子堀でポツーン」の図。いい思い出になりました。【障子堀への立ち入りは本イベント限定です】障子堀から上がって、外周土塁の上から障子堀を見下ろす。いつも見られるのはこの景色。西櫓台。先程まで居た、西の丸西側の障子堀。魚眼レンズにて、西の丸障子堀全景。西の丸の物見台の上には、今回のクラウドファンディング寄付者ののぼり旗がズラリ。知り合いの旗があったり “城業界”著名人の旗があったりと、のぼり旗を見て歩くのも楽しかった。ということで、城めぐりチャンネル名義でものぼり旗を立てて頂きました。当初はGWの予定がコロナで延期となり、8〜9月上旬まで掲示が決定した後に係の方に写真を送って頂きました。実際に見に行きたかったけれど、タイミングあわなさそうです。 訪問時期:2019年11月撮影機器:FUJIFILM X-T20 + XF10-24mm ページの一番上に戻る close

山中城跡クラウドファンディングイベント2019 其の二
サイト名 城めぐりチャンネル
タグ イベント お城 日本100名城
投稿日時 2020-08-24 20:20:02

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