妻木城士屋敷(妻木陣屋) 岐阜県土岐市の詳細

妻木城士屋敷(妻木陣屋) 岐阜県土岐市
古城巡り2015
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記事タイトル 妻木城士屋敷(妻木陣屋) 岐阜県土岐市
概要

妻木城と妻木城士屋敷Google妻木城の北側山麓にあった領主御殿や家臣屋敷の総称で、城跡と同じく岐阜県史跡に指定されている。江戸時代に入ってから妻木氏が断絶するまでここが本拠となった。近くにある崇禅寺には、移築された屋敷群入口の門と妻木城の歴代城主の墓がある。慶長5年(1600年…… more )の関ヶ原の戦いで戦功を挙げた妻木頼忠は、慶長6年(1601年)に徳川家康から改めてこの地域を与えられ、その際に妻木城北麓にこの屋敷群を建てた。その時から元禄年間にかけて妻木城から次第にこの屋敷に拠点を移し、主にここが機能するようになっていった。その後土岐郡内7500石の領主は頼忠の子の妻木頼利、次に頼利の子の妻木頼次7000石(頼次の弟・幸広に500石分地のため)が跡を継いだが、頼次が跡継ぎの無いまま万治元年(1658年)に死去したため、妻木氏本家は3代で断絶し、屋敷も放棄された。しかし、頼次の弟の妻木幸広が土岐郡大富村500石から妻木上郷へ領地替されたことにより、上郷に新たに陣屋を築いて上郷妻木家(在地代官は日東氏)として存続し、明治維新に至った。妻木城士屋敷は妻木城の北麓に位置する「根小屋」区域で、城主居館・家臣屋敷地からなる。現在確認できる遺構は南から北方向の緩斜面に3段に普請された石垣と上段の城主居館に残存する井戸祉・庭園祉・門址である。石垣は高さ1.5-2mほどで中央部には虎口と思われる大石段が残存する。南側の山裾には石塁で補強した溝が山腹と城主居館の境に巡らされており、雨水の流入を防ぐためのものと見られている。一部区域であるが家臣屋敷地の区画が残る。妻木城士屋敷 遠景(駐車場から)屋敷の説明板御蔵跡の石垣門跡上から御屋敷跡屋敷背後の石垣屋敷背後の石組は雨水対策と云われる移築門人気ブログランキング close

妻木城士屋敷(妻木陣屋) 岐阜県土岐市
サイト名 古城巡り2015
タグ 岐阜県
投稿日時 2020-07-24 16:20:02

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