胡宮神社を参拝後、国道307号線を大阪に向かって帰る途中に「水口岡山城跡」を案内する標識があり、少し寄り道をして、見学をしました。水口岡山城跡：滋賀県口町水口          &…… more nbsp;                                          2020/07/06  03:38 PM　　忍びの里　甲賀・伊賀　　　　　　　　国指定史跡　水口岡山城跡水口岡山城は、天正13（1585）年、水口平野の独立丘陵「古城山」に豊臣秀吉の命を受けた中村一氏によって築城されました。戦国時代の甲賀は、拮抗した力を持つ甲賀衆と呼ばれる士豪たちが、「甲賀郡那珂惣という自治的な組織を作って納めていました。しかし、岡山城の築城によって、甲賀衆による自治から、統一政権による支配へ体制が変わり、甲賀の歴史とって大きな転換期となりました。水口岡山城には、本丸に二つの櫓台がありました。そのうち西櫓台での発掘調査では、甲賀衆の合議でもあった矢川神社の神宮寺「矢川寺」の瓦が城に転用されたことがわかりました、また、本丸が総石垣だったと推定されています。甲賀衆が築いた戦国時代の城は土づくりの城でしたが、水口岡山城は石垣を築き、周辺寺院から集めた瓦葺建物を備えた、これまでの甲賀になかった新しい形態の城です。水口岡山城の登場は、当時の甲賀の人々に大きな衝撃を与え、統一政権による支配とい新たな到来を視覚的に示したと考えられます。 close

水口岡山城跡（甲賀市水口）