続いては、岐阜城から南に５キロほどの場所にある加納城です。　岐阜城から５キロなのですが、どうしても岐阜市街地を通過しなければならず、渋滞等で車で１時間近くかかってしまいました。　　岐阜城が関ヶ原以降に廃城になると、長篠で活躍した奥平信昌がこの地を与えられ、ここ加納城を築城します…… more 。　江戸時代はここが岐阜の中心で、廃藩置県後はここに加納県が設置されたのですが、いつしか岐阜県と合併して、中心は移ってしまいました。　とはいえ、ここから岐阜駅までは２キロほどで、今は住宅街になっています。　普請は天下普請で行われたこともあってか、現在でも立派な石垣が残されています。　　江戸時代初期の普請にしては、無骨な石垣ですよね。　　まあ、私はブロック塀のような切込み接ぎの石垣よりもこっちのほうが好きですけどね。　植え込みがありますが、この奥にも石垣が隠れています。　ほらね～　見せないともったいないですよ～　現在は駐車場ですが、濠が埋め立てられた跡です。　天下普請の広い濠が容易に想像できますよね。　加納城は本丸付近しか残されていないので、見学は１５分ほどで終わり、次は近くにある初代加納城主・奥平貞昌夫妻の墓参りに行ったのですが…　だそうですよ。　　貞昌の奥さんは、徳川家康の娘だニャ。　[美濃] ブログ村キーワード close

美濃・尾張・三河遠征記 （１３） ～加納城と盛徳寺～