【女城主の里】岐阜県・岩村を歩くの詳細

【女城主の里】岐阜県・岩村を歩く
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記事タイトル 【女城主の里】岐阜県・岩村を歩く
概要

岐阜県・岩村に行ってきたので軽くまとめます。●岩村名古屋駅から中央本線で70分の恵那駅で乗り換え、恵那駅から明知鉄道で30分の岩村駅で下車。織田信長の叔母「おつやの方」が治めていた時期があることでも知られる日本三大山城の1つ、岩村城の城下町です。恵那駅で明知鉄道。中央本線と明知鉄…… more 道はホームがつながっているので改札を出なくても乗り換え可能です(名古屋駅方面から来た場合)。ICカードでここまで来てしまい、ICカードの決済を終了させたい場合は一度中央本線の改札を出て、すぐとなりにある明知鉄道の駅から改札に入りましょう。停車中に撮った阿木駅。岩村駅に着きました。木造ではありませんが年季が入って雰囲気のいい駅ですね。電動自転車を1000円で借りられます。徒歩でもまわれますが、山城である岩村城跡に体力と時間を使わず登りたいのであれば借りておきたいところです。ちなみに私は借りません。かわいい消火栓。駅を出て数分で古い町並みに差しかかります。手書き感がかわいい。●かんから屋恵那市岩村町806-1、9:00〜16:00営業、水曜日・第4木曜日休み。岩村町のもち米を使った餅やうどんの店。かんから餅400円。ゴマ、きなこ、あんこの味で合計5個(きなこだけ1個でした)。やわらかくて素朴な味。しの田うどん450円。あげの乗ったシンプルで優しいうどん。つるつるとしたコシがひかえめの麺がこれまた素朴。こういうのでいいんだよ、といいたくなる一品。●加納家恵那市岩村町851-1、9:30~16:30見学可能(12月~2月は10:00~16:00)、木曜日・年末年始休み。岩村藩主の命で鉄砲鍛冶をしていました。火縄銃が残っています。●柴田家(いわむら美術の舘)恵那市岩村町1584-2、9:30~16:30見学可能(12月~2月は10:00~16:00)、金曜日・年末年始休み。明治時代の住宅であり、岩村出身の画家原田芳洲を中心とした絵画を展示しています。●勝川家恵那市岩村町317、9:30~16:30見学可能(12月~2月は10:00~16:00)、火曜日・年末年始休み。江戸時代末期に栄えた商屋の家で、使用人の部屋や書院、茶室を備えています。タイルのかわいい水道。2階にある娘の部屋。三方向が窓になっていて明るいです。●土佐屋恵那市岩村町269-1、9:30~16:30見学可能(12月~2月は10:00~16:00)、水曜日・年末年始休み。藍物業を営んでいた商屋。外観は撮り忘れました。奥に藍染工場があります。●木村邸恵那市岩村町本町329-1、9:30~16:30見学可能(12月~2月は10:00~16:00)、月曜日・年末年始休み。江戸時代中期から末期に栄えた問屋。藩の財政がピンチになるたびに御用金を納め、藩主がたびたび訪ねてきたといいます。天井疎水。岩村城に入城した河尻秀隆が城下町に作った水路。老松小屋。倉の上に増築した雰囲気で、そこまで古くはなさそう。老松小屋2階。木村家のおばあさんが世界中から集めたものがコレクションされていた空間だそうです。家から離れており手作り感があって、秘密の隠れ家みたいです。老松小屋を裏から。●松浦軒本店公式HP:http://matsuhon.enat.jp恵那市岩村町本町3-246、8:30〜19:30営業、無休。1796年創業の菓子屋で、江戸時代と変わらない製法の「カステーラ」を製造しています。一般的なカステラよりしっとり感は控えめでつまっており、甘めのパンといった感じの食感でした。●岩村醸造公式HP:http://www.torokko.co.jp恵那市岩村町342、8:00〜17:00営業、元旦休み。1787年創業の酒蔵。年貢として納めていた米から酒造を始めたのが始まり。店内にかつて使われていたトロッコの線路が通っており、醸造場所の一部を見学できます。内部では酒や甘酒ソフトを販売している他、試飲もできます。トロッコの線路が通っています。このあと、岩村城にのぼる直前に資料館も行きました。写真を撮り忘れましたが情報を載せておきます。●岩村歴史資料館恵那市岩村町98、9:00〜17:00開館(12月〜3月は1時間早く閉館)、月曜日・年末年始・祝日の翌日休み、入館料300円。この辺りで出土したちょっとした化石から文献まで広くあつかう、地方によくあるタイプの資料館でした。内部撮影禁止の上に外観も撮り忘れたので写真はありません。資料館を通りすぎ、古い町並みを抜けると岩村城への登山口に差しかかります。のぼり坂を30分ほど歩けば頂上です。ちなみに車だと頂上まで徒歩2分くらいのところまで一気に行けますが、一車線しかないせまい道を通ることになるそうです。●岩村城恵那市岩村町城山。鎌倉時代中期築城。日本三大山城の1つであり、717メートルという高所にあります。織田家と武田家の境界線にあるためたびたび戦火にまきこまれます。おつやの方が城主だったことでも有名。藤坂。源頼朝の重臣である加藤景廉の妻が紀州藤城村から持ってきた藤の実を植え大木になったことから名づけられたといわれます。初門。敵が一気にのぼれないようカーブを描いています。近くの看板にQRコードがあり、そこから当時の様子を再現したCGを見られて面白いです。QRコードを読みこんだ時のHPは下記です。http://shiro.hot-iwamura.com/tour/hatsumon/index.htmlこのあともちょくちょくCGのHPをはさんでいきます。一の門(http://shiro.hot-iwamura.com/tour/ichinomon/index.html)。土岐門。当時の城主、遠山氏が土岐氏を破った際城門を奪ってここに設置したためこの名がついたといわれます(http://shiro.hot-iwamura.com/tour/tokimon/index.html)。追手門。奥には木の橋がかかり、やぐらもありました。CGで確認してみてください(http://shiro.hot-iwamura.com/tour/ootemon/index.html)。霧ヶ井。敵が攻めてきた時秘蔵の蛇骨を投じると霧におおわれて城を守ってくれるといわれています。今でも透明な水がわいています。八幡神社。一見遺構しかないように見えますが、奥の方に今でも建物が残っていました。六段壁。崩落を防ぐために下へ石垣を継ぎ足した結果、独特の景観になりました。カッコいい。東曲輪。当時の様子はCGを見てもらうと分かります(http://shiro.hot-iwamura.com/tour/umadashi/index.html)。本丸からの景色。山頂にあるのに枯れないという不思議な井戸。上からのながめ。広場っぽくなっているのでお弁当持ってきてもよかったですね。さて、小腹が空いてきたので下山して何か食べましょう。●かめや菓子舗公式HP:https://www.iwamura-kameya.com恵那市岩村町291、9:00〜18:00営業(カフェは17:00まで)、月曜日休み(臨時営業、臨時休業あり)。カフェも併設するカステラ屋。中庭の見える席で焼きカステラとコーヒー。昼すぎになりにぎわってきました。●五平餅のみはら恵那市岩村町799-1、10:00〜18:00営業、火曜日休み。五平餅の店ですが、焼きそばなどもあつかっており軽く食事ができます。店内で作りたてのねぎ味噌の五平餅220円。ごま味噌もあります。世の中には300円越えの五平餅や冷凍パックをその場で焼いて出す店も少なくない中、これは良心的ですね。駅にくっついている焼肉まるきん岩村駅店のコーヒーを飲んで時間つぶし。肉山盛りのどんぶりやベーコンも食べられるのでここで食事するのもありですね。これで岩村観光は終わりです。ゆっくりまわったので全部で6時間ほどかかりました。それぞれの見どころに立ち寄らず道の雰囲気を楽しむだけなら3時間くらいでもいけそうですね。※おまけお土産の松浦軒本店の栗粉餅。飲めるくらいとろとろでやわらかい餅に、クセのないさわやかな甘みの栗粉がまぶされています。ちなみに賞味期限は1日。極楽行きの切符。現在はうすい切符がありますが、極楽行きのみ硬券が準備されており、改札で購入することができます。切符というよりは縁起のいいお守り。今回は以上です。●次はどこに行く? (他の旅行記事に移動します)●・名古屋駅から恵那駅を目指す途中にあった多治見に行く? ・長野にある山城の温泉地、と倉上山田温泉へ行く? close

【女城主の里】岐阜県・岩村を歩く
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タグ 岐阜
投稿日時 2019-11-12 00:40:01

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