東京都中央区にあります浜御殿跡です。中編となる今回は、鷹の御茶屋からスタートです。御茶屋の屋根です。You 御茶屋の中に入る前に、敷地内の奥にあります鷹部屋へ向かいます。鷹部屋です。もちろん鷹はマネキンですが、当時はこのように鷹を養っていました。鷹部屋の説明板です。繊細…… more な鷹が過ごしやすい空間になる工夫がなされています。では、御茶屋の中へお邪魔しましょう。入口正面には腰をかけられるような和室があります。和室から見る入口です。壁面です。御茶屋の一番奥に来ました。説明板が二枚ありました。続いて松の御茶屋に来ました。この茶屋は池の近くにあり、眺望に恵まれており、将軍や来客に利用されることが多かったようです。建てられた年ははっきりしていないようですが、１１代将軍徳川家斉公により建てられました。名前の由来は周囲に多くの松が植えられていたという説、茶屋内部の障子類のすべてに谷文晁により松が描かれていたという説があります。　こちらも第二次世界大戦の空襲により焼失してしまいます。平成２２年に１億４千万円かけて復元されました。戦前の建物の礎石が残されていたため、その上に、当時の建物・調度と同じものを極力作りました。こちらは燕の御茶屋です。燕の名称の由来は、燕形の釘隠金物が使われていたことや燕子花（かきつばた）が由来とも言われています。外壁は漆喰壁、内壁は色壁（大阪土）、屋根はサワラ材こけら葺きの数寄屋風書院造です。。「11代将軍家斉公の時代に建てられた御茶屋で、歴代将軍が調度（生花・座敷飾）の観賞や菓子・すしなどの食事、和歌を詠むと言った接客の場として利用されていましたが、二次世界大戦の空襲により焼失し、平成27年、東京都により復元されました。このように浜御殿跡には多くの御茶屋がありました。潮入の池です。海水を取り入れ潮の干満により水位の変化を楽しめる仕組みになっている池です。お伝い橋です。1707年家宣公による大改修の際に架けられた橋です。橋を渡ります。橋からの景色です。奥に見える建物は中の島御茶屋です。お伝い橋の中間にあります小の字島です。この島を中間に左右に橋が架けられています。その形が漢字の小の字に似ていることからこの名前がつけられました。さらに橋を渡ります。こちらは先ほど橋からも見えていた中島の御茶屋です。1707年に家宣公によって建てられました。一度火災によって焼失しますが、1788年家斉公により再建されました。戦災により再び焼失するものの1983年に再建され現在に至ります。【其の五後編に続く】訪問日:2019年5月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村  close

江戸城にゆく特別編  其の五:浜離宮中編