江戸城にゆく番外編  其の参:毛利甲斐守邸跡の詳細

江戸城にゆく番外編  其の参:毛利甲斐守邸跡
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記事タイトル 江戸城にゆく番外編  其の参:毛利甲斐守邸跡
概要

特別編三回目となる今回は、東京都港区六本木にあります毛利甲斐守邸跡です。長門長府藩主(長州藩毛利氏の分家)だった毛利綱元の麻布上屋敷の跡地です。現在は六本木ヒルズ内の毛利庭園として整備されています。ひょうたん池です。1650年に、初代長府藩主毛利秀元公が上屋敷として設けたのが始ま…… more りです。1849年のちに陸軍大将となる乃木希典が藩邸の侍屋敷で生まれ、幼年期を過ごしたことでも有名です。説明板です。毛利綱元公が長府藩主であった元禄15年(1702年)、赤穂事件が起こり、吉良義央邸に討ち入った赤穂浪士の岡嶋八十右衛門ら10人がお預けになり、幕府の沙汰を待ち、翌年の1703年2月4日同屋敷で切腹になりました。1718年3月に第5代藩主であった毛利元矩公が亡くなったために長府藩は一時無嗣断絶となるも、同年4月に清末藩主の毛利匡広公による長府藩名跡相続により再興されます。幕末には、禁門の変や長州征伐に対する幕府からの仕置きとして、長州藩・清末藩・徳山藩と共に江戸藩邸は没収されてしまいます。1887年に増島六一郎が取得して自邸とし、庭園を"芳暉園"と名付けます。大正時代の1919年4月には、乃木大将誕生地として、旧跡(現東京都旧跡)に指定されます。1943年3月、"毛利甲斐守邸跡"として、旧跡に指定されます。建設された六本木ヒルズが平成15年(2003年)4月にオープンと同時に同ビルの日本庭園が毛利庭園と名付けられ現代に至ります。【其の四に続く】訪問日:2018年11月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村  close

江戸城にゆく番外編  其の参:毛利甲斐守邸跡
サイト名 廃城にゆく
タグ 東京都にゆく
投稿日時 2019-08-01 15:20:03

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