江戸城にゆく番外編  其の弐:吉良上野介邸の詳細

江戸城にゆく番外編  其の弐:吉良上野介邸
廃城にゆく
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記事タイトル 江戸城にゆく番外編  其の弐:吉良上野介邸
概要

特別編二回目の今回は、東京都墨田区両国にあります吉良上野介邸です。江戸時代の旗本であった吉良上野介義央公の屋敷跡です。吉良上野介は『忠臣蔵』の敵役として知られる人物で、赤穂浪士が討ち入って吉良上野介公を殺害したのがこの屋敷跡になります。現在、屋敷跡の一部が公園となっており当時の屋…… more 敷を模した外壁や碑が残っており、敷地内には浪士達が吉良上野介の首を洗ったと言われる、吉良首洗い井戸が残されています。石壁には、高家の格式を示す海鼠壁長屋門を模した造りになっています。石碑がありました。園外の説明板です。広大な敷地だった吉良邸ですが、現在はその殆どが宅地化されて遺構は消滅しています。それでも昭和に入り後世に伝えようという運動が起こり、一部を公園化し現在に至ります。また、吉良邸の正門跡と裏門跡にもそれぞれ説明板が設置されています。では園内に入りましょう。吉良の家臣が記載された石碑です。三十八名もの戦死者が出たもようです。園内側の説明板です。忠臣蔵で有名な吉良上野介義央公の屋敷跡ですが、そもそもは殿中刃傷事件の6ヶ月後の元禄14年9月3日に吉良上野介義央公が幕府から屋敷を拝領します。吉良が屋敷を構える前は松平登之助公が屋敷を構えていたそうです。みしるし洗いの井戸です。この井戸で吉良の首を洗ったとされています。吉良上野介義央公の木像です。稲田神社です。吉良上野介義央公が祀られています。続いて吉良邸裏門があった場所にきました。裏門の説明板です。討ち入りはこの裏門から侵入されました。ちなみに吉良が赤穂浪士たちに討たれた後にすぐ、屋敷は幕府によって取り上げになったそうです。これで散策は終了です。この付近の両国公園には勝海舟生誕地の石碑や説明板がありますので、合わせて参拝するといいかもしれません。もちろん大相撲観戦が最適ですが。オマケ両国国技館には織田信長と相撲というタイトルの画が展示されています。信長公も安土城にて大相撲を開催していたそうです。今も昔も人々は相撲の魅力に取り憑かれていたんですね。【其の参に続く】訪問日:2019年5月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村  close

江戸城にゆく番外編  其の弐:吉良上野介邸
サイト名 廃城にゆく
タグ 東京都にゆく
投稿日時 2019-07-31 17:00:03

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