江戸城にゆく三十六見附編  其の二十六:和田倉門見附の詳細

江戸城にゆく三十六見附編  其の二十六:和田倉門見附
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記事タイトル 江戸城にゆく三十六見附編  其の二十六:和田倉門見附
概要

東京都にあります江戸城三十六見附跡巡り。二十六見附目となる今回は和田倉見附跡を目指します。江戸城見附図 ※画像は人文社刊行の「江戸切絵図で歩く」より引用行楽通りより和田倉濠沿いの日比谷通りを進みます。和田倉橋が見えてきました。橋の入口に来ました。和田倉見附跡です。説明板です。和田…… more 倉門は1620年に構築され「蔵の御門」とも呼ばれ、士衆通行の橋とされていました。和田「わた」とは海の名称で「わたつみ」と同じ意義で、日比谷入江に望んで倉が並んでいたことで、慶長12年頃から和田倉と呼ぶようになったそうです。江戸湊からの船荷を道三濠の辰ノ口で荷揚して和田倉で集積保管していました。警備は二、三万石の譜代大名が担当、鉄砲十挺・弓五張・長柄槍十筋・持筒二挺・持弓一組を常備していたそうです。和田倉橋を渡ります。明治元年に明治天皇が初めてご東幸のさい、呉服橋門から和田倉門を通って江戸城西ノ丸に入られました。和田倉橋は平川橋とともに江戸城の木橋を復元した貴重な景観の橋であり、和田倉濠です。先に見えるのは行楽通りです。和田倉見附の高麗門跡です。高麗門とその先にあった渡櫓門は石積を残して撤去されます。和田倉門の高麗門は、半蔵門に移築され今もその役割を担っています。その先は枡形になっています。渡櫓門跡です。枡形を抜けると和田倉噴水公園になっています。当時はこの周辺には、会津若松藩の屋敷が立ち並んでいました。ちなみにこちらの休憩所でも100名城のスタンプを押すこともできます。園内側の渡櫓の石垣です。井戸跡も残っています。今度は渡櫓側から枡形内へ入ります。渡櫓門石垣の園内側です。こちらは渡櫓門石垣の濠側です。園内側から真正面に見る枡形内の正面の石垣です。枡形内から見る高麗門跡と和田倉橋です。和田倉橋の入口まで戻ってきました。パレスサイドホテル側へ向かいます。パレスサイドホテルから見る和田倉濠と和田倉橋です。q先に見えるのは平川橋です。これで内濠沿い巡りは終了です。次回より皇居正面から本丸へと突入していきます。【其の二十七に続く】訪問日:2018年秋〜冬▽ ▽ ランキングに参加しています。 応援(クリック)よろしくお願いいたします。  ⬅︎  クリックしてくださいね〜にほんブログ村 close

江戸城にゆく三十六見附編  其の二十六:和田倉門見附
サイト名 廃城にゆく
タグ 東京都にゆく
投稿日時 2019-07-27 15:20:02

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