江戸城にゆく三十六見附編  其の二十二:半蔵門見附後編の詳細

江戸城にゆく三十六見附編  其の二十二:半蔵門見附後編
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記事タイトル 江戸城にゆく三十六見附編  其の二十二:半蔵門見附後編
概要

東京都にあります江戸城三十六見附跡巡り。今回は二十ニ見附目となる半蔵見附跡後編です。江戸城見附図 ※画像は人文社刊行の「江戸切絵図で歩く」より引用対岸側の石垣を見ながら内濠通りを進みます。しばらく進むと鉢巻石垣が現れます。土塁の上に石垣が積まれているのがわかります。この日は天気も…… more 良く反対側の木々の影もキレイに映っており、最高の景色を堪能できます。しっかり整備されており、とてもキレイです。ちなみにこの辺りから濠の名前も半蔵濠へと変わっています。ここにも展望デッキがありました。展望デッキからの景色です。千鳥ヶ淵の説明板と現在地です。さらに進みます。奥に半蔵門が見えてきました。半蔵見附跡です。半蔵門の高麗門が正面に見えます。半蔵門の説明板です。半蔵門は、1627年に大手門(追手門)と正反対の裏手に位置する搦手門として建造されます。現在の門は東京大空襲で焼失したため和田倉門の高麗門を移築したものになります。この門の警護を担当した旗本服部半蔵正就の組屋敷が門前にあり、与力三十騎、伊賀同心二百名を支配していたことから半蔵門と呼ばれるようになったようです。警備では鉄砲10挺、弓5張、長柄10、持筒2、持弓1 一万石の譜代大名格が勤務、番士は4名となる。現在は高麗門のみが残っておる、渡櫓門は撤廃されています。半蔵門は江戸城防備の搦手門で甲州街道(国道20号)の起点であり、す江戸城が有事の際に幕府の天領である甲府城へ向かう退路となる門でした。そのため幕府はこの麹町大通り沿い一帯に旗本屋敷を配備し、半蔵門および四谷門の濠を深くして防備を厳重にしました。現在でもこの深さは相当なものであることが見てわかります。現在の半蔵門は主に天皇・皇族の日常の出入口に用いられ、門の先にある13万坪の吹上御苑には天皇の住居である御所などがあります。天正年間以前は局沢と呼び16の寺がありました。家康公が入城の際、この寺を郭外へ移し、後に諸侯の邸宅も移して吹上庭園とした場所になります。これより先は桜田濠に変わります。次回は外桜田見附跡へ向かいます。【其の二十三に続く】訪問日:2018年秋〜冬▽ ▽ ランキングに参加しています。 応援(クリック)よろしくお願いいたします。  ⬅︎  クリックしてくださいね〜にほんブログ村 close

江戸城にゆく三十六見附編  其の二十二:半蔵門見附後編
サイト名 廃城にゆく
タグ 東京都にゆく
投稿日時 2019-07-21 15:20:03

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