江戸城にゆく三十六見附編  其の十九:竹橋見附の詳細

江戸城にゆく三十六見附編  其の十九:竹橋見附
廃城にゆく
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記事タイトル 江戸城にゆく三十六見附編  其の十九:竹橋見附
概要

東京都にあります江戸城三十六見附跡巡り。今回より外濠めぐりを終え、内濠めぐりに突入します。内濠めぐり最初の目的地である竹橋見附跡を目指します。江戸城見附図 ※画像は人文社刊行の「江戸切絵図で歩く」より引用竹橋に来ました。ここが当時の竹橋見附跡です。現在は立派な橋が架けられ、多くの…… more 車が通行する橋になっています。橋からの景色です。この先の濠は清水濠になります。隣接して一橋門と雉子橋門を置き、わずかな距離の間に三重(平川濠・内濠・外濠)に濠を廻らせています。振り返って見る竹橋です。反対車線側に来ました。少し低い位置に竹橋を見る展望スペースがありました。ここに竹橋門の説明板がありました。竹橋は竹平町から北の丸代官町に入る清水濠に架けられた橋でした。この地は旧平川の流路で日比谷入江から内陸奥の船着き場で、そこに竹で組んだ竹舟橋と呼ぶ桟橋を設えたことに由来するそうです。また辰ノ口に対する虎ノ門というように梅林坂に対する竹橋であるともいうあらためまして竹橋見附跡です。反対車線側からも竹橋を渡ります。こちらの石垣は、平川門枡形内の帯曲輪門と竹橋門との間の濠の中に細長い廊下のような帯曲輪(土堤)で両門は結ばれていました。城郭における帯曲輪の役割は本丸に近く最も防備を必要とする地点に帯曲輪を設けて平川濠を二重に分断し、両門が帯曲輪の走路で通じ合うい、有事の際には、相互の番兵が火急な城門の応援に駆けつけるために設けられました。振り返って見る竹橋です。竹橋を渡った先にも別の説明板がありました。元和6年(1620)に枡形門が造られ、内郭の城門として警備にあたりました。明和5年(1769)落雷によって竹橋門が火災を起こした記録があるそうです。この付近には、櫓台の石垣も残っています。ここからの景色です。奥に見えるのは平川橋見附です。次回は清水見附を目指します。【其の二十に続く】訪問日:2018年秋〜冬▽ ▽ ランキングに参加しています。 応援(クリック)よろしくお願いいたします。  ⬅︎  クリックしてくださいね〜にほんブログ村 close

江戸城にゆく三十六見附編  其の十九:竹橋見附
サイト名 廃城にゆく
タグ 東京都にゆく
投稿日時 2019-07-14 16:40:03

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