東京都にあります江戸城址です。皇居東御苑編の最終回となる今回は平川門より梅林坂へ引き返すとこからスタートです。下梅林高麗門まで戻ってきました。地面には礎石も残っています。下梅林渡櫓門跡まで戻ってきました。三叉路より右に進み梅林坂へ向かいます。梅林坂です。1478年、太田道灌公が菅…… more 原道真を祀った際に、梅の木100本をここに植えたのが梅林坂の始まりと云われています。梅林坂の上には本丸入口となる上梅林門がありました。天守台まできました。梅林坂を下ります。よく見ると左側の石垣と右側の石垣で積み方が違うことに気づきます。右手の石垣は横の目地を揃えているのが布積みに対し、左側の石垣は大小さまざまな石を積み上げているのが乱積みになっています。乱積みは、一見簡単なように思われますが、積む技術を要し、さらには何百年も持ちこたえる高度な積み方となります。こちらは右側の横の目地を揃えているの布積みです。梅林坂の下から本丸方面にかけて50本ほどの梅が植栽されていますが、この梅は皇居東御苑開園に先駆けて、昭和42年に植えられたもの。50年を経て立派な梅に育っています。三叉路まで戻ってきました。石垣沿いを歩きます。石垣の手前の土塁です。最後に二ノ丸庭園方面へ向かいます。各都道府県の木が植えられています。現在、32の都道府県の木々が植えられているそうです。都道府県の木を抜けます。奥の土塁まできました。こちらは諏訪の茶屋です。明治時代の1912年に建てられました。1968年に現在地に移築されています。二ノ丸庭園です。江戸時代に小堀遠州公によって造園され、家光公によって改修された庭園です。その後火災などで焼失し、明治以降は荒廃していましたが、1964年に再造園されました。二ノ丸池です。百人番所まで戻ってきました。これで皇居東御苑内の散策は終了です。やはり面白いのは石垣です。場所によって様々な積み方が採用されており、まさにお城の集大成でした。残念ながら遺構はあまり残っていませんが、それでも当時の江戸城のスケールが壮大であったことは明白です。何度も来たいと思える城址でした。江戸城にゆく皇居東御苑編   【完】【江戸城にゆく  三十六見附編に続く】訪問日:2018年9月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村  close

江戸城にゆく皇居東御苑編  其の八:梅林坂から二ノ丸庭園