長野県長野市にあります松代城址です。最終話となる今回は、真田邸内の散策を終え、庭園に向かうところからスタートです。庭園にはここより入ります。庭園から見る真田邸です。土蔵です。中には真田家の大名道具や藩の公文書などが収められていました。土蔵は全部で七つあります。庭園にあります搦手門…… more です。泉水枡です。この升は城下の武家屋敷から新御殿に流れ込む水の手前で沈殿させる役割を果たしています。鎮守です。真田家の新御殿の災いからの守り神としてここに鎮座されたそうです。庭園の全体図です。奥に見えるのが新御殿と土蔵です。真田邸の外へ出ました。先ほど見ました搦手門です。このまま塀沿いを歩きます。突き当たりまで来ました。あらためて見ると大きな館であることがわかります。こちらは館の西側の搦手門です。これで真田邸散策は終了です。ここら松代城の大御門（大手門）や新御殿（真田邸）付近は清須町といい、上級藩士が多く住む武家屋敷町だったそうです。バス乗り場までの道のりで今も残る武家屋敷を見ながら戻ります。真田邸の西側の真向かいにあります旧樋口家住宅です。藩の目付役なども務めた禄高230石の樋口家は上級藩士の中でも中心的な位置にあり、旧樋口家住宅として当時の住居が復元されています。樋口中に入ります。旧樋口家住宅の説明板です。主屋、土蔵、長屋、屋敷神の祠、表門、土塀、板塀が修景・復元されています。このうち主屋、土蔵、長屋の3棟は長野市の文化財（建造物）に指定されています。中に入ることもできました。こちらは旧白井家表門です。説明板です。白井家は松代藩の中級武士でした。続いて真田勘解由家です。当時、松代城の花ノ丸にありました長局をここに移築したものだそうです。矢沢家表門です。矢沢家は、松代藩において、歴代無役石を務めた藩中最高の家各でした。バス停まで戻ってきました。バス停の真正面にあります鎌原桐山邸跡です。鎌原桐山公は、家老首座として真田家に仕えた儒学者でした。被災者の救済など多くの業績を挙げた人物だったそうです。これで松代城址散策終了です。さすが武田信玄公の時代に作られた城であって、華やかさはないものの堅実な防御力がよくわかる玄人好みのお城だなと思いました。また周辺には今回はいきませんでしたが、藩の学校や真田宝物館など、まだまだ見所が多彩です。次回の宿題にしたいと思います。松代城にゆく【完】訪問日:2018年8月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村  close

松代城にゆく  其の七:真田邸後編および周辺武家屋敷