松山城本丸とソメイヨシノ桜散策の詳細

松山城本丸とソメイヨシノ桜散策
EEKの紀行 春夏秋冬
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記事タイトル 松山城本丸とソメイヨシノ桜散策
概要

伊予松山城本丸ソメイヨシノ桜8分咲き 画像は、俳優で画家の榎木孝明さんが一番好きな伊予松山城の風景で、重厚な石垣の奥に天守、手前に太鼓櫓が迫ってきます。これからの画像は、4月4日、伊予松山城本丸太鼓門前のソメイヨシノ桜が開花終了後伐採されると聞き、最後の雄姿を画像で記録しておこう…… more と行ってきました。 その時に本丸の様子をカメラに収めその時の画像で、桜は7分咲きでした。松山市のソメイヨシノ桜の開花予想は3月25日であったが、22日に開花したと松山地方気象台は開花宣言をしました。今年の冬は暖冬であったので開花が早まるのではないかと予想されていましたが、開花時期急に気温が下がり開花が遅れました。 松山城本丸は標高132mあり、街の桜とは少し開花・満開が遅くなります。4月7日の松山の桜開花状況は、湯築城跡(道後公園)の桜は満開、松山城の桜は8分咲きと報じられました。 ロープウェイ山頂駅舎から登城すると、一番最初に見えてくる国指定重要文化財の戸無門です。 日本の城郭の中でも戸がない城門は珍しい造りです。 戸無門をくぐると本丸で一番大きな筒井門があり、その前にあるソメイヨシノ桜が出迎えてくれます。 筒井門を通して見た光景。 筒井門は松山城本丸で一番古い城門でしたが残念な事に昭和24年狂人の放火で焼失し、昭和45年復元に着手、同46年3月竣工しました復元された門です。 筒井門をくぐると、隠門続櫓前広場にでます。ここの桜も綺麗に咲き誇ります。画像左の建物が太鼓門でその右の建造物が巽櫓です。両方の建物も松山大空襲で焼失し、太鼓門は昭和47年に、巽櫓は昭和61年に復元しました。 次にくぐる門が、太鼓門です。 この門の前にあるソメイヨシノ桜が開花が終わると伐採処分される問題の桜です。 太鼓門内から見た開花が終わると伐採処分されるソメイヨシノ桜です。 太鼓門をくぐるといよいよ伊予松山城本丸広場(標高132m)で、天守が見えてきます。 伊予松山城天守は、現存12天守の一つで藩政時代に創建された一番新しい天守です。 観光に来られたご夫婦、三脚にカメラをセットして最高のアングルで記念撮影。奥さんはなかなかの腕前の様子、いいカメラを使っていました。 この日(4月4日)は、花見客はそんなに多くはなかったが、4月6日・7日、本丸広場は大変な人出となる事でしょう。天気予報は晴天、桜は満開予想が出ています。7日は松お城まつり最終日です。 伊予松山城山公園の桜は、日本さくら名所100選の一つです。 日本さくら名所100選、平成2年4月7日に公益財団法人日本さくらの会の創立25周年記念として選定、建設省、運輸省、環境庁、林野庁、全国知事会、財団法人国際花と緑の博覧会の後援によって行われたもので、各都道府県から最低1か所を選ぶなど、9つの選定基準によって選ばれました。 中央に天守、左が小天守(昭和43年復元)右が一ノ門南櫓(国指定重要文化財)で現存12天守の内、唯一瓦に徳川家の葵の紋が付されています。 小天守は、昭和8年7月9日、放火により焼失、昭和43年松山城復元計画が企画され年次計画的に行われた。 昭和43年5月小天守が復元され竣工祭りが行われました。これが切っ掛けとなり、翌年から松山お城まつりとなり現在に至っています。 なお、伊予松山城本丸復元工事は、平成2年太鼓門西塀の復元をもって計画整備事業は終了しました。 国指定重要文化財、紫竹門をくぐると、小天守・多門櫓・南隅櫓の下にでます。 ここにも大きなソメイヨシノ桜があります。 南隅櫓の下には立派な算木済み石垣が綺麗に見える所で、そしてソメイヨシノ桜があります。 10代目 坂東 三津五郎さん日本の俳優、歌舞伎役者で、日本の城に精通しておられました。 「日本国内で行ったことのない城は、ひとつかふたつだけ」城好きが買われてBS朝日で日本の名城を案内する自身の番組を持っていました。最後の放映となった城が伊予松山でした。 坂東三津五郎さんが一番好きであった風景が画像の所から見る伊予松山城でした。 場所は、乾門から出たところからみた風景、屏風折れの石垣とその上に建つ続塀、櫓と小天守の一部を見る事が出来ます。撮影は午後の順光で撮るのがベスト。 再び乾門から本丸に入ると、本壇の相横矢掛かりの石垣とその上に建つ北隅櫓と十間廊下・南隅櫓が見えます。 隠門続櫓門の一部と石垣が見えます。 坂の上の雲の主人公の一人「秋山眞之」が幼少時代に登った石垣です。 伊予松山城本丸から見た南方(土佐・高知県方向)松山の城下町です。 松山市の人口は、平成31年3月1現在、人口:510,208人 1世帯平均:2,17人の街であります。   close

松山城本丸とソメイヨシノ桜散策
サイト名 EEKの紀行 春夏秋冬
タグ 伊予松山歴史散策
投稿日時 2019-04-09 01:00:01

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