長野県諏訪市にあります高島城址です。当ブログ123城目となる高島城址は、JR上諏訪駅より徒歩10分ほどで到着します。こちらは衣之川です。当時からこの川を堀の代わりとして利用していました。左側の石垣は少し古い感じがします。道中、説明板を発見。説明板によるとここは当時の三之丸跡になる…… more ようで、三之丸御殿があった場所になります。この日はご覧の通り前夜に雪が降り、雪道を歩きます。橋が見えてきました。三之丸橋です。説明板です。三之丸橋は、高島城二之丸と三之丸をつなぐ橋でした。中門川です。二之丸と三之丸を隔てていた川になります。橋を渡ると奥に石垣が遠目に見えます。奥までくると、高島城天守が姿を現しました。高島城天守です。堀の水も雪化粧。石垣も雪によって積み方が見えません。冠木橋と冠木門が見えます。冠木橋と冠木門は本丸の表門にあたり、現在は楼門が復興され、高島公園の入口として使われています。その奥には隅櫓も見えます。冠木橋を渡ります。橋からの景色です。橋の先にあります冠木門です。1970年に天守とともに復元されました。両脇の石垣上に設けられた武者溜りが特徴的です。本丸の堀と石垣の説明板です。高島城の石垣はいわゆる野面積みで築かれていますが、諏訪湖岸の地盤のゆるい湿地帯に築かれた城であったため、一般的な城と異なり、沈下しないように大木で組んだ筏（いかだ）の上に石垣を積んでいるそうです。冠木門をくぐります。本丸跡です。冠木門の説明板です。絵図では高麗門など屋根付きの門であったことがわかっています。本丸跡から見る冠木門跡です。高島城本丸絵図がありました。本丸には当時本丸御殿があったようです。高島城の説明板です。高島城は別名「浮城」とも呼ばれ、400年ほど前の慶長3年、豊臣秀吉公の家臣「日根野織部高吉」により築城され、諏訪氏の居城としてその威容と要害堅固を誇ってきました。天守へ向かいます。高島城の説明板がありました。高島城は諏訪氏の居城として知られ、諏訪湖に突き出した水城です。日本三大湖城のひとつに数えられています。地盤が悪かったためか、天守をはじめ主要な建物の屋根が瓦葺きではなく杮葺きだったそうです。また、城内に温泉が引かれていた珍しい城で、導水管やそれを支える石枡が残っています。現在は高島公園として整備されており、復興天守が建てられており、最上階からの眺望は素晴らしく、眼下に諏訪湖が広がり、天候がよければ富士山を見ることができます。石集配湯枡です。第七代藩主忠かた公の頃に三之丸浴湯に、引湯のため木樋を継ぎ、集湯や配湯をした石枡です。次回は天守内部よりスタートします。【其の弐に続く】訪問日:2019年2月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村  close

諏訪高島城にゆく  其の壱:冠木門から本丸跡へ