菅原城(群馬県)の詳細

菅原城(群馬県)
むぎの城さんぽ
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記事タイトル 菅原城(群馬県)
概要

【菅原城】すがわらじょう 【別名】城山 【構造】山城 【築城者】高田氏 【築城年代】不明 【指定史跡】― 【場所】富岡市妙義町菅原城山 地図 菅原城は高田氏の持城のひとつといわれています。 高田氏は1561年(永禄4年)以降に高田城から菅原城に移りました。 武田氏の侵入に備えて…… more 造られた城であり、下仁田から佐久への街道の重要路に接しているため、 戦国末期まで使われていた城であると考えられています。 駐車場 さて、ここは駐車場なわけではないのですが、駐車出来るスペースがあったので ここに車を置いて大手道を探すことにしました。 この先に畑があり、大手道のあたりを探ってみることにしました。 ちなみに皆さん東側から直登で主郭までの近道を難儀して登られているようなので 私は北側の大手道を普通に登って行けないものかとルートを探しに来ました。 畑を過ぎ、更に道は山に向かっています。 道はコンクリートで出来ています。 この辺りまでは車が入ってきていたのだろうか。 道は先程の場所から程無く狭くなり、獣道のような道になってしまいます。 とりあえず尾根に登る道をみつけます。 木に白いマーキングがあります。 これはみちしるべか? 石塔群 一本の尾根に出ると、また道幅のある道に出ました。 ちょっと下って様子を見に行くと石塔群がありました。 このことから、この道が里から続いていると思われこの辺りまでは もっと楽に登って来られるルートがあるということです。 しかし、道はこの郭のような場所で終わっていました。 一段よじ登ってみると、また郭のようなスペースがあるのですが、 その先は岩盤に阻まれ、とても上には登って行けそうにないので やっぱりここで行き止まりです。 それでも周囲を見渡すと、西側に白いマーキングの木があるのでそっちへ行ってみることにしました。 白いマークのある木を辿って行くと細~い獣道があり、谷側を歩く道が うっすら付けられています。 そこを伝い歩きして西隣の尾根へ渡ってみることにしました。 谷底に居るのですが見上げると正面の尾根が城域のようです。 さて、あそこまでどうやって登るか…。 そう考えるのは敵の目、味方の目なら、どこかに通路があるはずだ。 ところで、この写真よ~く見ると石垣?のようなものが見えます。 現地で気が付かなかったので石垣かどうかはわかりません。 北尾根 やっと城域に辿り着きました。 北尾根の大手道に出ました。 それにしても急な登り道です。這い上がるしかない!(☓) 実は後から判ったのですが、ここを真直ぐ直登しちゃダメだったんですね。 よく見ると、大手道はちゃんと左側にありました。 ここを左に行けば苦労することなく二の郭へ行けるのです。 獣道のようだったので気が付きませんでした^^; 二の郭 二の郭の平場に出ました。 土塁?を登って先を進みます。 北側はとても急斜面なので危険です。 一段登って振り返ったところです。 三の郭を通りぬけ、大堀切にぶつかりました。 左右に細い道が付いているようですが、どちらの道を選んでも 足を滑らせたらアウトです。 どうしたものか… しかし、この日はここで時間切れ。 引き返すことにしました。 戻り始めたところで人影が! このような山城で人に会うとは思いもよらなかった。 迷うことなくすぐに声をかけてみました。 独りで来たと思われる男性は縄張り図を手に大手道の方からやって来ました。 聞くところによると、我々が登って来た道と若干ズレていたので その男性が来たであろう道を探しながら下って行くことにしました。 行きに這って登った北尾根まで戻って来ました。 ここで左手の小道(大手道)を偵察に行ってみました。 おそらく出会った男性はちゃんとここを通って登って来たものと思われます。 なんだ、ここを歩けば右に見える尾根を這って登ることなかったんだあと気が付く。 しかもこのまま二の郭に出ます。 しかも、登って来た谷と反対側にも獣道ではなくちゃんと道がありました。^^; ギリギリ軽トラが入って来られそうな道幅です。 こんな入口があったんじゃん…苦労して登ったのは何だったの? そして、屋敷でも置いたのか?と思わされるような段々。 でも畑に使っていたのかなあ? 路面はコンクリートで出来ているので以前は人が出入りしていたのがわかります。 コンクリートの道は崩れかけているので注意です。 そして、駐車した場所に繋がる道に出て来ました。 少し下って振り返ってみました。 私はこの林の左へ入る道から出て来ました。 この道の終点は地図によると畑になっていると思われます。 このまま下って行ったら駐車した場所に続いていました。 次回はこちらから楽ちんに大手道を通って行きたいと思います(^_-) 今回大手道を探しに行ったのでこれで大手側から登りの様子が判り 容易に行くことが出来ます。 しかし、難攻であることには変わりなく引き返して来た先をどう攻略するかが課題です。 とは言え、帰り途中で出会った男性は独りでその先も進んで行ったので 無事であれば制覇しているはず。 ビビりな私にはとてもその先の滑りやすい斜面を登って行く勇気も時間もありませんでした。 装備万全で挑むか、東側からの登城も興味深々なのでそっちからも 登って遺構をみたいなと思っているところです。 形成31年1月26日登城 信濃をめぐる境目の山城と館 上野編宮坂武男戎光祥出版 close

菅原城(群馬県)
サイト名 むぎの城さんぽ
タグ 百名城以外の城
投稿日時 2019-02-01 15:40:02

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