大分県大分市にあります府内城址です。三回目となる今回は山里丸跡よりスタートです。まずは山里丸跡から見る風景から。北二階櫓台と天守台です。天守台の隣にある櫓は人質櫓です。人質場と呼ばれた曲輪に位置し1861年に再建されたものです。内濠南東部です。続いて山里丸跡散策に。現在の山里丸跡…… more には、松栄神社が鎮座されています。松栄神社は、1729年(享保14)年に６代府内藩主・松平近儔(ちかとも)公によって近正八幡宮として現在と同じ場所に建てられ、1799年に松栄山(現在の大分県護国神社の社地)に遷宮し、近正大明神となり、４年後には、栖克(すみよし)大明神に三たび改称されました。明治になり、松栄山の名にちなんで松栄神社とし、1885に堀川町(現在の都町)に遷宮したのち、1900年に現在の場所に遷っています。現在の社殿は1968年に再建されたものです。竹中重里公の墓標です。鳥居へ向かいます。城外から見る鳥居です。城外の場所は当時の北ノ丸跡でした。其の弐でも見ました内濠南西部です。当時はここに二階櫓がありました。山里丸内に戻ります。地中に石垣が埋まっています。慶長時代の石垣です。築城当時に積まれた山里丸を囲む石垣一部だそうです。上欄の廊下橋復元に伴う発掘調査の際に見つかった石垣で、その名の通り府内城築城当時の石垣です。廊下橋へ戻ります。廊下橋で再び本丸跡へ戻ります。廊下橋内部です。敵の一斉攻撃から身を守り、城内から撃って出るには最適な造りになっています。出口です。扉もついています。当時はここに見張りがいたのででしょうね。冠木門跡が見えてきました。本丸跡へ戻りました。北二階櫓台石垣です。石垣の上に向かいます。石段を登ります。北二階櫓台上です。現在は展望台といったところでしょうか。ここから見る山里丸跡です。こちらは人質櫓です。本丸跡風景です。さらにフェンス沿いに進みます。先には天守台上に登る階段がありました。登ります。1602年四重櫓の天守閣が築かれてましたが、1743年の大火により焼失してしまいます。以降再建されることはありませんでした。天守台上です。ここから見る東ノ丸跡です。内濠南東部方面です。東之丸二階櫓も見えます。こちらの櫓は人質櫓です。北東部の景色です。廊下橋が見えます。北西方面です。北二階櫓台が見えます。天守台跡を降ります。本丸へ戻りました。続いて石垣下にある犬走りへ向かいます。次回は二階櫓台および天守台の犬走りよりスタートします。【其の四に続く】訪問日:2017年7月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村 次回予告:府内城後編 close

府内城にゆく  其の参:山里丸から天守台へ