中津城にゆく  其の参:本丸後編の詳細

中津城にゆく  其の参:本丸後編
廃城にゆく
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記事タイトル 中津城にゆく  其の参:本丸後編
概要

大分県中津市にあります中津城址です。三回目となる今回は地上から見る椎木御門跡よりスタートです。中世の館と寺院跡の説明板です。築城前はこの辺りには二重の堀に囲まれた中世の館跡があったそうです。寺院は黒田時代には築城後も建てられていましたが、細川時代になると改修工事により、全ての寺院…… more は二ノ丸へ移築されたようです。当時は椎木御門を抜けると扇型の枡形虎口になっていました。忠魂碑のあたりには当時は扇型の石垣があり、ここにつながっていました。扇型の石垣の説明板です。椎木御門は、当時は、扇型の石垣に沿って左に折れ曲りこの通路を通って本丸に入る造りでした。図の赤い四角の部分がここになります。説明板にも記載されていますが、石垣には扉がつけられていた痕跡が残っています。こちらは石に中に刻まれた文字です。この先にあります三斎池です。城内の用水不足を補うために細川時代に作られた貯水池です。説明板です。忠興公の号の三斎の名を冠して名付けられたそうです。忠魂碑です。現在地はここになります。本丸跡の現在の案内図です。中津城の歴史です。冠木御門の鳥居をくぐり城外へ出ます。当時はここに黒御門がありました。現在地です。ここは当時の二ノ丸になります。石垣沿いを歩きます。ここらの石垣にはかなりの巨石が使用されています。その先に進むと水堀が見えてきました。この堀は薬研堀といい、本丸と二ノ丸を区切る堀になります。説明板です。薬研堀は、V字になっており、薬研堀の中には中津祇園(なかつぎおん)で使われる山車の木製車輪が沈められています。こちらが山車の木製車輪です。門跡です。ここにも鳥居があります。高輪地蔵です。奥平家と隣藩との地境争いで、証人として素直に証言し、死罪となった隣藩の名も知れぬ家臣の亡骸を供養し、納めた地蔵菩薩です。本丸へ戻ってきました。先ほどの椎木御門の城内の通路まで戻ってきました。次回は、本丸北側を紹介していきます。【其の四に続く】訪問日:2017年7月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村 次回予告:中津城にゆく後編 close

中津城にゆく  其の参:本丸後編
サイト名 廃城にゆく
タグ 大分県にゆく
投稿日時 2018-11-03 14:40:02

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