広島県尾道市因島にあります因島水軍城です。二回目の今回は、隅櫓の散策を終え、その隣にあります史料館からスタートです。芸予諸島の説明板がありました。史料館の玄関に展示されています。因島水軍城の説明板です。この水軍城は、城郭風の史料館で、1983年に築城されました。全国で唯一の水軍城…… more だそうです。ちなみにこの場所が本丸で、奥が二ノ丸になるようです。二ノ丸には、展示室があるようです。資料館には県重要文化財である白紫緋糸段縅腹巻1領をはじめ、武具や遺品など村上水軍ゆかりの品が数多く展示されていましたが、残念ながら全て撮影不可でした。水軍らしさなのでしょうか、龍が掲げられています。史料館の玄関の手前にあります青陰城の説明板です。この三連山の中央が青陰山城跡になります。青陰城の説明板です。戦国山城で、村上義弘公が居城したと云われています。連結式郭配置になっている大規模な城址で、郭や堀切が確認されています。史料館の隅には木船と絵図が展示されていました。木船です。こちらは絵図です。内容は村上水軍の歴史についてでした。白滝山です。説明板です。因島村上氏の信仰の場で、戦略的な見張場でもありました。ここに村上吉充公が観音堂を建立したとも云われています。広場の奥の二ノ丸へ来ました。ここには展示室があります。中に入ってみます。。。。。。会議中でした。水軍戦法会議の説明板です。こちらは、城主と軍師でしょうか。緊張感が伝わってきます。人形は精巧にできており、当時の様子がよくわかりますね。この方々は戦法が決まるのを待っているのでしょうか？？？？この時代の大将の決定は絶対でしたので、当然なことなのかもしれません。続いて水軍の墓地へ向かいます。墓地には、整備された参道を通ります。墓地は水軍城のよりこれだけ離れた場所にあります。水軍の墓地です。五輪塔や宝篋印塔など様々な墓塔が並べられています。説明板です。現在は金蓮寺の墓地ですが、当時はこことは異なる場所にあり、移設の際に分散していた石塔類を金蓮寺の裏山に集めたそうです。そのため誰の墓塔なのかわからなくなってしまったそうです。宝篋印塔は十八基あるそうです。これで因島水軍城の散策は終了です。もともとはお城というより、砦と居館といった感じの城址でした。お城見物というより、因島観光の一環として、楽しんだ方がいいとは思います。当時の海賊の生活ぶりがわかり、個人的に楽しむことはできました。次回は青陰城にも登ってみたいと思います。因島水軍城にゆく【完】訪問日:2017年10月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村 次回予告:再び今治城にゆく（愛媛県） close

因島水軍城にゆく  其の弐:本丸から二ノ丸・水軍墓地へ