当ブログ111城目は、広島県尾道市因島にあります因島水軍城です。因島は広島県尾道市から南にあります島で、因島水軍城は、島の中央部にあります。今回は、しまなみ海道を通り、車で来ました。こちらは中庄の水軍時代と現在の絵図です。村上水軍の居城は背後の青陰山にありました。現在の水軍城は、…… more 片刈城の家老の居宅跡に1983年（昭和58年）に観光用として建設されました。当時は城はなく、金蓮寺がありました。山当時は、山々に囲まれ、現在に平地の中まで海だったそうです。駐車場の手前にあります水軍の池です。看板はこちらのみで他に説明板はなし。恐らく水軍の池とは、後付けの名前ではないかと思われます。 山頂にあります水軍城とその麓にあります因島市史料館です。史料館の玄関前にあります盃状穴がある灯明台です。説明板です。盃状穴は子宝や豊作などを願って古代から伝わる信仰方法です。最初に史料館内に入ります。ここでは、海運業に関する資料が多く展示されていました。史料館を後にし、水軍城に向かいます。水軍城にはこの坂道を登って向かいます。植木が水軍の文字に刈られていました。その植木の前にストックレスアンカーも展示されています。水軍城大手門です。山門というのが正しいんでしょうが、あえて大手門と呼ばせてもらいます。大手門をくぐり石段を登ります。この石段は、150段あるそうです。櫓が見えてきました。石段から見る櫓です。石段を登りきると右手に隅櫓。中央に史料館が見えます。では隅櫓内部へ向かいます。まず隅櫓の回りを見ます。二階櫓は1983年に模擬櫓として建設されました。隅櫓内部の入口です。水軍まつり憩いの館とあります。隅櫓内一階です。一階には水軍まつりのパネルが多く展示されていました。因島村上水軍の説明板です。村上水軍は、瀬戸内海で活動した海賊衆でした。その勢力拠点は芸予諸島を中心とした中国地方と四国の間の海域であり、その後大まかに能島村上家、因島村上家、来島村上家の三家に分かれました。二階へ向かいます。二階は展望台になっていました。展望台からの景色です。左の手前の山が片刈山城跡です。片刈城は清原守高公の居城として伝わっていますが、詳細は今も不明のままです。三連山の中央が青影城跡です。中央の山の山頂が削平されていることがわかります。青影城は、因島村上氏の戦国期の居城であった城です。次回は史料館よりスタートです。【其の弐に続く】訪問日:2017年10月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村  close

因島水軍城にゆく  其の壱:麓から隅櫓へ