千葉県千葉市にあります猪鼻（いのはな）城址です。当ブログ106城目となる猪鼻城址は千葉県の城址は、当ブログでは発登場になります。猪鼻城は、千葉氏の居城として知られており、千葉氏がのちに本拠地を本佐倉城に移した際に廃城になったと考えられています。現在は亥鼻公園として整備されており、…… more 毎年3月下旬～4月上旬に「桜まつり」が開催されます。また公園内には千葉常胤公像と模擬天守が建てられており、天守内部は、郷土資料館となっています。猪鼻城へはJR本千葉城より徒歩10分ほどで到着します。道中の歩道橋からも遠目に天守を見ることができます。現在、亥鼻台地（亥鼻山）の中腹に天守（千葉市立郷土博物館）が建っています。大階段口より向かいます。階段を登りきりました。千葉開府850年記念碑です。猪鼻城天守です。正式には千葉市立郷土博物館です。この建物は四層五階建ての近世風模擬城郭となっています。亥鼻城は桓武平氏の流れをくんだ千葉一族の居城といわれます。源頼朝が1180年の「石橋山の戦い」に敗れ千葉に逃げた際、頼朝を千葉氏がよく助けたそうで、その功績で千葉一族は栄えたそうです。しかし巨大化した千葉一族は、室町時代の鎌倉公方足利氏と関東管領上杉氏の争いに巻き込まれ、一族は分裂し滅亡に向かったと伝わります。天守を一周してみようと思います。その後、この千葉城（亥鼻城）は有力な武将も入らず、近代城も築城されることなく現代に至ります。現在のこの天守は昭和42年に建設されました。しかし、高層の楼閣である天守閣が築かれるようになったのはより後の時代であって、千葉氏が亥鼻に築いた舘は中世風の館形式の城郭であると考えられ、時代的に館全盛の石垣も天守閣もまだない時代に、この天守閣は実存はしていません。現在は通称千葉城として町のシンボルになっています。天守の前に銅像がありました。千葉常胤公像です。千葉常胤公は大椎城（現在の土気町）に生まれ源頼朝公を助け鎌倉幕府樹立に大功を立てた人物です。常胤公は鎌倉御家人の中でもことのほか重鎮として頼朝公から重く用いられその嫡流は代々下総の守護職に任じられています。説明板です。天守へ近づきます。この付近は展望台のようになっています。ここから見る天守です。天守内部へ向かうことにします。天守内部の入口です。入館料はなんと無料でした。次回は、天守内部よりスタートします。【其の弐に続く】訪問日:2017年11月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村  close

猪鼻城にゆく  其の壱:天守閣