埼玉県川越市にあります川越城跡です。本丸御殿を後にし、川越の街へ向かいます。この日は本丸御殿が休みでしたので、途中にあります市役所に寄って百名城のスタンプも押さなければなりません。本丸御殿から市役所方面へ約300メートルのあたりに中ノ門付近の堀跡が現存しています。2008年より川…… more 越市による公園整備で堀や門の復元が行われています。では、冠木門をくぐってみましょう。中ノ門堀跡です。中ノ門掘は西大手門側から本丸方向への敵の進入を阻むために巧みに配された堀のひとつであり松平信綱公によって造られました。市役所までやってきました。石碑と銅像があります。太田道灌公の銅像です。l室町時代の武将で、あの江戸城を最初に完成させた人物です。文明8年におきた長尾景春公の乱を12年に鎮定し、軍法師範と称されています。また歌人としても知られ,万里集九(ばんり-しゅうきゅう)らと交わってもいます。また、当時はここに大手門がありました。ここにも川越城図がありました。現在市役所があるこの地は、当時は中曲輪だったようですね。市役所でスタンプもゲットし、川越の街にやってきました。重要文化財に指定されている大澤家住宅です。呉服太物の豪商近江屋半右衛門が建てたもので、平成に入ってから大規模な修理が行われ、当時の姿に復元されました。こちらが全体図です。現在は民芸品屋さんになっています。鐘つき通りに来ました。大きな鐘が見えてきました。川越名物、時の鐘です。高さは約16メートルあるそうです。時の鐘をくぐります。残したい日本の音風景百選にも選ばれています。くぐった先から見る時の鐘です。ここから中に入れるようですね。時の鐘の説明板です。江戸時代初期に酒井忠勝公によって建設されました。こちら側から見る時の鐘の全体図です。最後に川越の街を歩きます。小江戸と呼ばれ観光地としても賑わっていました。今回は城めぐりが中心でしたので、ゆっくり見れませんでしたが、雰囲気は十分に感じることはできました。これで川越城散策は終了です。明治に入り遺構はほとんどが取り壊され、ほとんど残っていませんが、それでも街をあげて残った遺構の整備・新たな復元などに取り組んでおり、これからも楽しみです。観光地として活気もありますので、また楽しみに来たいと思います。川越城にゆく【完】訪問日:2018年4月▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村 次回予告:鉢形城にゆく close

川越城にゆく  其のに:中ノ門堀跡から時の鐘