二条城登城! 日本百名城40城目 の詳細

二条城登城! 日本百名城40城目
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記事タイトル 二条城登城! 日本百名城40城目
概要

二条城 別名: 元離宮二条城 所在地: 〒604 - 8301 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541  城地種類: 平城 築城年代: 慶長6年(1601)寛永3年(1626) 築城者: 徳川家康     徳川家光 天守の現況: 天守台のみ残る 文化財史跡区分: 国指定史跡、国…… more 指定名勝、国宝6棟、重要文化財22棟、等。 二ノ丸御殿 3連休の休みなので三重、奈良、大阪、和歌山、京都、7名城(百名城)制覇の旅に出掛ける事にしました!7城目この旅最後のお城はここ「 二条城 」へ。 二条城概要: 二条城は、徳川家康が慶長6年(1601)、京都における儀礼施設として築城に着手し、同8年(1603)には、ここで征夷大将軍拝賀の儀式を行っている。このときの城は、現在の二の丸に相当する場所にあった。その後改築が行われ、家光の時、後水尾天皇行幸を迎えるため本丸御殿と総塗籠の白亜の五重天守が造れられ、今日の規模となった。しかし、天守は寛延3年(1750)落雷で焼失。現在、現存の二の丸御殿が徳川幕府の栄華を伝えるが、本丸御殿は市中の火災による類焼で失われたため、その場所に明治27年(1894)、京都御苑内の旧桂宮邸が移築されている。平成6年には「古都京都の文化財」のひとつとして世界文化遺産に登録された。と、手元の資料に書いてあります。 東大手門 駐車場に車を停め、この門の手前に受付があるので入場券を購入。 この二条城には大手門が二つあり、一つがここ東大手門でもう一つが北大手門です。 ちなみにこちらの東大手門が正門で、北大手門はやや小ぶりな感じとなっています。   東南隅櫓 東大手門から左側(南)を見るとすぐ近くに東南隅櫓が見えるので 城内へ入る前に見ておきます。     二条城に現存する2基の櫓のひとつです、張出の上部に千鳥破風が 置かれています。   築地塀 城内にある二条城管理事務所内にてスタンプを押した後(東大手門を右折) 右手に築地塀を見ながら二の丸御殿を目指します。   唐門 2013年に修復工事が完了しているので、現在の唐門は豪華絢爛 な煌びやかな門となっています。ちなみに屋根のカーブですが 唐造りで出来ているので唐門と呼ばれているとか。   二の丸御殿 二の丸御殿の入り口です、地図には「 車寄 」と書いてあります。 とにかく人が多く、混雑しているのでシャッターチャンスが来るまで ひたすら待ち続けます。   二ノ丸庭園(特別名勝) 二ノ丸庭園は書院造庭園で小堀遠州の作と伝えられています。   池の南側に後水尾天皇の行幸御殿が建てられた際に改造されたと 伝えられており、主に大広間、黒書院、行幸御殿の三方向から美 しく見えるように工夫されて造られたといわれています。   本丸見取図 本丸部分はこのような感じになっています。     内堀と高石垣 本丸部分は写真にあるような内堀で囲まれ、高石垣によって 守られています。   北西からの天守台 本丸は寛永3年(1626)徳川家光の命により増築されました。 当時五層の天守が高くそびえ建っていましたが1750年に落雷に より焼失してしまいました。   天守台 現在は高さ20mの天守台の石垣が残るのみですが、当時はその上に 高さ28mの天守が建っていたと言われいます。 天守は五重五階地下一階で平面は、一重目の幅が約21m、奥行きが 約19mで、二重目以降の広さをひと回りづつ規則的に減らして積み 上げる層塔型天守であったと言われています。 なぜこんなにも詳しく分かるのかというと、寛永度二条城天守の設計図 である「 二条城天守建地割図 」が残っているからです。   打込接の石垣 天守台の角石は大きめの石を使用した立派な算木積となっています、 平面部分は打込接の布積となっています。 が、ここである事に気付きました!写真中央の石垣の真ん中から上 の部分に注目して下さい、この辺りが谷積になっている感じです。 それもかなり半円を意識して積まれています、(形はやや悪いですが) そうです、福島県の白川小峰城で見た「同心半円形落とし積み」を 彷彿とさせる石垣です、石積職人さんの遊び心でしょうか?   北中仕切門 この写真では分かりにくいですが、冠木・鏡柱・扉の全てに筋状の 鉄板が張られ、防備強化が図られています。   南東櫓台 本丸の四つの角にそれぞれ天守と櫓が建てられていました。 この南東部分には二重櫓があったとされています。   スタンプ押印 スタンプ設置場所:元離宮二条城事務所内 スタンプの状態: " 普通 " 使いすぎでややくたびれているのか? 二条城 見所ポイント:二の丸御殿、二の丸東大手門、その他門多数、東南隅櫓、西南隅櫓、        本丸、天守台、石垣、水堀、二の丸庭園、等。 駐車場:元離宮二条城第一駐車場(120台)有料 120分1000円!(高っ!) 総評: 門や櫓などの現存建物は姫路城に次ぐ数の多さを誇るが、最大の見所は二の丸御殿。御殿内部の豪華絢爛な障壁画など、天守や石垣とはまた違った城の魅力を感じさせてくれる。と、手元の資料に書いてあります。まったくもってその通りです。 戦う城というよりは、" 儀礼"や " 観せる " 事に重きを置いた感じのこの二条城。 煌びやかな装飾を施した御殿や障壁画、優雅な五重の天守などまさに当時の江戸幕府と 徳川将軍の権威を象徴するかのような絢爛豪華にして堅固な要塞、それがこの二条城です。見所多数のここ二条城に週末あたり訪れてみてはいかがでしょうか。 尚、最後にグーグルマップの地図を貼り付けた時に気付いたのですが、二条城の本丸と二の丸の敷地の境界が堀川通りや千本通りと比べるとやや傾いている事です。 調べてみると京の都が造られた頃は方位は星を基準にしていたが、家康が二条城を築城した頃は西洋の最新技術であるコンパスがすでに日本へ入って来ていたらしく、そこにわずかではあるが誤差ができ、あのような僅かに傾いた形になったらしい。歴史って本当に面白いですね。 今回の旅の記録: 総走行距離:1299km. 総運転時間:23時間.   使用した燃料:76L. 「 俺は行く、そこにお城がある限りっ!」                                                                             close

二条城登城! 日本百名城40城目
サイト名 ゴルゴンのお城巡りとB級グルメの旅
タグ 京都府 日本百名城(1周目) 近畿地方
投稿日時 2018-03-17 16:20:01

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