水堀に積もる雪 米沢城の冬の詳細

水堀に積もる雪 米沢城の冬
つわものどもが夢の跡
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記事タイトル 水堀に積もる雪 米沢城の冬
概要

ある程度まとまった休暇がとれるのは夏から秋。旅もその時期が多くなります。ただ何度も山形を訪問するうちに「冬を肌で感じないと」いけないような気持ちになり(ちょっとこういう点においてバカです)、無理矢理休みを取って訪問しました。住むことはできませんが、ちょっとだけでもと思い・・・■米…… more 沢城■本丸跡<水堀>雪が降り積もる米沢。きゅっきゅっと雪を踏みしめてかつての本丸付近を探索。ここは水堀です。凍った水面に雪が積もり、遠くの方は境界線もはっきりしません。私の憧れる上杉家の皆さんも、こんな景色を見ていたのですね…。それにしても誰とも合いません。とても静かで、自分の足音しか聞こえない。白い雪に足跡をつけながら、とぼとぼと一人歩き続けました。■上杉家御廟所■うえすぎけごびょうしょ<上杉家墓所>上杉景勝から始まる米沢藩主たち、そして謙信公のお墓です。すっかり雪に覆われています。何度も訪問していますが、いつもにもまして毅然と映ります。今回の訪問で、寒さと足元の悪さだけは実感しました。ただ私が訪問した日は、曇り時々雪で風は少なめ。地元の人にしてみれば、穏やかな日だったのかも知れません。雪はしんしんと降るだけでなく、激しく降ったり、あるいはずっと降りつづけたり・・・。これと向き合うには、旅行者の私などが想像もできない覚悟が必要なのでしょうね。まぁこの地で生まれ育った方は、その覚悟も準備も当たり前に身に着けているのかもしれませんが・・・。(再び米沢城跡)<上杉鷹山公>鷹山公はもともと江戸の出身。日向高鍋藩主の次男であることから、九州の出身という誤解もありますが、生まれたのは江戸藩邸です。名門・上杉家の養子となり、十代後半で米沢へ移るわけですが、最初はまいったでしょうね。家臣は言う事を聞かない、藩は破産寸前、そして江戸と比べるとそうとう寒い。鷹山公はそれでもめげませんでした。まぁ「まいったなぁこりゃ」くらいは思ったでしょう。でも、現実を受け入れる。そして自分がなすべき事をする。本当に強い方ですね。なせば成る なさねば成らぬ何事も成らぬは 人のなさぬなりけり画像左側の石碑に、その名言が刻まれています。 ということで、冬の米沢でした。今年は関東も寒く、平野部でも雪が積もりましたね。米沢とは比べものになりませんが、春が待ち遠しいです。---↓参加中です!---お城巡りランキング close

水堀に積もる雪 米沢城の冬
サイト名 つわものどもが夢の跡
タグ 城跡[東北]
投稿日時 2018-02-26 13:20:01

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