御坂城登城! 幻の山城を求めて~ 2017.11.12. 其の一の詳細

御坂城登城! 幻の山城を求めて~ 2017.11.12.  其の一
ゴルゴンのお城巡りとB級グルメの旅
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記事タイトル 御坂城登城! 幻の山城を求めて~ 2017.11.12. 其の一
概要

  御坂城 所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町の山奥(山梨県笛吹市御坂町上黒駒) 城地種類:山城 築城年代:不明 築城者:不明 文化財史跡区分:不明 御坂城概要: 天正10年(1582年)織田・徳川連合軍によって武田氏は滅亡します、同年6月に織田信長が本能寺の変に倒れると甲斐の国…… more を統治していた織田家の河尻秀隆が一揆勢により打ち取られてしまい甲斐の国は空白地となりました。(河尻さん相当嫌われていたらしい) この武田氏の旧領を巡って相模の北条氏、三河の徳川氏の間で戦が始まります。 御坂城には北条氏がその守備につきました、北条・徳川間で和睦が成立すると北条氏は撤兵し、甲斐国は徳川家康のものとなり、城もそのまま廃城となったと思われます。 御坂城の所在地は長らく不明でしたが、昭和43年(1968年)、御坂城の古地図が発見され、調査の結果遺構も発見されました。(まさに幻の城) 天下茶屋から 雪が降る前にどうしても行っておきたかった城があり、それがここ「御坂城」です。 標高1575m / 680mの高地にあり、実に約390年もの間その所在が分からなかったという とてもレアな山城だからです。 「 山城好きなら一度は見ておけ 」 と言われている幻の山城(御坂城)にいざ登城!   登山口 天下茶屋前に車を停めて登山道を登り始めます。 楽なのは最初のこの部分だけで、この先から急峻な険しい山道になります。   石碑 文字がかすれていて読めません。(御坂城とは無関係みたいです)   急斜面 先程の石碑を過ぎた途端にこの急斜面の山道が現れます。(マジかよ↓) 登り始めて10分、早くも息が切れます。(標高が高いのも関係している?)   土橋のような道 やたら勾配のキツイ山道を登りきると尾根にでます、 ここからは急勾配ではなくなるので先を急ぎます。   巨岩 大きな岩の影で一休みします、なぜならまだ11月の初頭なのに気温はマイナスだからです。(風が吹くと体感温度はマイナス5~6℃に感じます)さ、寒い。   小粋な散歩道 一時間程ゆっくりと登ると写真にある様な場所にでます。 青い空、澄んだ空気(とても冷たい空気)、自分の足音しか聞こえないこの静寂。 なんて贅沢な時間を堪能しているんだ俺は…。   案内看板 ここまで案内看板は一つも無く、不安から幾度となく引き返そうかと思って いただけにこれを見た時は安心し、気持ちに余裕とやる気が出ました。 標高1596mって、どうりで寒くて息苦しいわけです。   見張り台?(1) 案内看板の先に " 見張り台 " のようなものを発見。 本当に見張り台跡かは分かりませんが、どうも場所といい形状といい、見晴の良さといい直感的に「これは見張り台だっ!」と思いました。(違っていたらごめんなさい)   見張り台?(2) 見張り台を下から見ようとしましたが、断崖絶壁で滑落しそうなので 横からのアングルで我慢します。 絶対、見張り台だ!誰が何と言おうと。   鉄塔   御坂城まで行く途中にある最大の目印がこの鉄塔です。 ここまで来れば城跡は目前です。(それにしても青空が澄んでいて美しい)   鉄塔から見る富士山 この地点の標高の高さと、いかに山奥にあるのかという事が 一目瞭然の一枚です。(それにしても寒いまだ11月なのに…)   堀切(1) 鉄塔から歩くこと数十分、ついに城跡へと到着! まず目に飛び込んできたのは堀切でした。(こんな山奥に遺構がっ!) ここまで105分もの時間を歩いてきただけに感動も大きい。   堀切(2) 余りの嬉しさに反対側からも一枚撮りました。   北東端の横堀 この御坂城は今居る所から(写真の地点)南西の端まで正確に測定はしていないが おそらく800m~1000m位の距離がある感じで、とても大きな縄張りを持つ巨大な山城 です。(こんな山奥にこのような巨大な山城が必要だったのか?と思ってしまいます)   カーブする横堀 城山の地形を最大限利用している感じなので、写真のように横堀が 地形に合わせてカーブしています。 そしてこの横堀が南西の城跡端までほとんど途切れる事なく続いています。   南側横堀 先程の北側(北西)とは反対側に位置する南側(南東)の横堀です。 こちら側の横堀は北側に比べると風雨により堀が埋まりかけています。 (390年も経てば当然の事で、むしろ良くここまで形状を残したものです)   ご当地B級グルメ かっぱ飯: 河口湖にまつわる″かっぱ伝説″から生まれた名物「かっぱめし」。 キュウリの浅漬けと長芋(または大和芋)のすりおろしに調味料を混ぜる。これを炊きたてご飯にのせる。刻みのりやごまを添えるのもいい。お店ごとにオリジナリティーあふれる「かっぱめし」が用意されています。 ここで食べました↓  Ctrlキーを押しながらクリックするとジャンプしません。  http://www.kawaguchiko.or.jp/manpuku/ 御坂城 ここまでの見所ポイント:天下茶屋から見る富士山、鉄塔から見る富士山、堀切、横堀 駐車場:天下茶屋前にある駐車スペース4~5台、天下茶屋駐車場6~7台、路駐20台位 中間報告:ある城好きの人が言っていた「 山城好きなら一度は見ておけ御坂城 」この言葉を聞いてからというもの、毎日悶々とした日々を過ごしてしました。 いかん、このままでは仕事も手につかないし、夜も眠れない。 それで今回御坂城に来た訳ですが、現時点ではまだこの城跡の凄い部分はまだ姿を現してはいません。この後、この御坂城の圧倒的な土木量ともいえる土塁の数々を目の当りにする事にこの時はまだ知る由もありませんでした。 其の二へつづく。                                                                                            close

御坂城登城! 幻の山城を求めて~ 2017.11.12. 其の一
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タグ お城 山梨県 山梨県の城
投稿日時 2018-02-26 06:00:01

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