兵庫県篠山市にあります篠山城趾です。 今回は二ノ丸広場よりスタートです。 だいの真裏になります。 …… more 二ノ丸広場の地面には、二ノ丸御殿の部屋割りが表示されています。 二ノ丸御殿整備および二ノ丸の説明板です。 二の丸御殿跡は古絵図にのっとって、当時の部屋割りをみかげ石で区切り、平面表示の工法で、 2002年に完成しました。 総工費1億1千万円をかけて整備されたそうです。 こちらは二ノ丸の発掘調査および中御殿庭園跡の調査・整備の説明板です。 大書院のみが建っていたのではなく中奥や台所など多くの建物がいくつも繋がり一つの 御殿を形成していたそうです。 また、周囲の土塁上には三層櫓1棟に二層櫓5棟が包囲し、その間を多聞櫓が繋いでいました。 奥に鳥居がありました。 実はこの鳥居の奥の境内が当時の本丸跡になります。 二ノ丸散策を終えてから向かおうと思います。 二ノ丸跡にあります井戸跡です。 篠山城に現存する三つの井戸の一つでもあります。 二ノ丸南側へ向かいます。 こちらは埋門跡です。 埋門は、石垣に穴を開けて造った門のことで、有事には埋めてしまうことで敵兵の侵入を防ぐ ことが出来る仕組みになっています。 説明板によると埋門周辺の石垣には、最も多くの刻印が残っているとのこと。 探してみましょう。 石段を降り埋門の手前に来ました。 当時は櫓門形式でしたが、現在は鉄御門と同じで簡易な木戸で復元されています。 埋門をくぐった先の景色です。 ここにも説明板があります。 城外から見た埋門です。 埋門の先の通路です。 帰りはここを通って戻ろうと思います。 石垣には三佐野内の刻印を発見しました。 これは、普請総奉行、池田三左衛門輝政公の名を残した印だそうで、篠山城名物でもあります。 なかなか見つけにくく結構探しましたが、発見した時の興奮は最高潮でした(笑) 他にも多くの刻印がありました。 二ノ丸跡に戻ります。 二ノ丸跡からの景色です。 桜もキレイに咲いていました。 ここから見る犬走りも格別です。 大書院西側です。 ここに三つ目の井戸跡がありました。 ではいよいよ本丸跡へ向かいます。 この周辺の石垣のみ復元のようです。 次回は本丸跡からスタートします。 【其の参に続く】 訪問日:2017年4月 ▽ ▽ランキングに参加しています。  応援(クリック)よろしくお願いいたします。   ⬅︎  クリックしてくださいね〜 にほんブログ村 ※毎週土曜日9時に更新しています。 close

篠山城にゆく 其の弐:二ノ丸跡から埋門跡